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【界アルプス・特別会席】マイ山葵で頂く骨切り鰻の鍋(蒲焼じゃないよ)

2024年8月に長野県にある界アルプスに宿泊しました。本記事では夕食について個人的な体験をもとに紹介します。「遠出するからには地のものを食べたい」&「未体験のウナギの食べ方」ということで、食事のグレードアップをしました。

外観が立派すぎる食事処

食事処は受付やトラベルライブラリーがある建屋と対向する位置にありました。外見はいかにも屋敷感ありますが、内部は半個室で区切られておりとてもリラックスできる空間でした。

食事処外観、雨除けの屋根には無数の風鈴

夏秋限定特別懐石の食事献立

特別懐石は季節によって内容が変わります。界アルプスでは2025年現在のホームページの情報ですと、夏秋は骨切り鰻と生山葵の白鍋、冬春は雪鍋会席となるようです。ふわふわの綿あめをすき焼きの上に載せ、割り下をかけた時に綿あめが消える様子が雪解けをイメージしているようで、見た目がとても美しい鍋のようです。見た目の美しさよりもウナギの新しい食べ方に魅了され、界アルプスは夏季に行くことに決めていました。

マイ山葵をあてがわれて料理スタート

先付のローストビーフと信州サーモンの鳴門、なんてぜいたくなナルト!
煮物椀の山芋と鰻の博多、中央に浮かぶ博多のイモの食感と鰻の味が絶妙で、周りのちょうどよいスープと調和します。

料理の開始とともに写真の様な新鮮な山葵とサメ肌を配膳してくれます。料理に合わせて、おこのみで擦って、新鮮な状態で使用できます。山葵の部位や前後に食べた食材にもよると思いますが、擦りたて山葵は鼻に抜ける鋭い辛味ではなく、適度な爽やかさを感じられました。

品数皿数豊富な法楽盛り

法楽盛り(八寸、お造り、酢の物)、器も1個1個おしゃれ

お造りは馬刺し、マス(透明)、信州サーモン。左手前がなめ茸醤油で、胡麻油も効いており馬刺しと相性抜群。マスは勝手に鮭の仲間でオレンジ色と思い込んでいましたが、ヤマメなど川魚の一種のようで、色々種類があるそうです。

骨切り鰻と牛肉の鍋

柔らかな口当たりとふわふわの食感が特徴の骨切り鰻、焼き目もついており香ばしさもプラス
そして鰻を鍋で食べるという初体験、とてもおいしく、新しい発見でした

鰻はホロホロ、肉はジューシーで、スープもやさしく、終盤でありながら箸が止まりませんでした。当然山葵トッピングも試しつつ、みょうがも爽やかさを加速させてくれます。今回の解析で優勝でした。

りんごを使った甘味、、、ここにも山葵

リンゴシャーベットですが、ソースもかけることで再び山葵と巡り合うことができました。

飲み物は一通りそろっております

ビール、お酒、洋酒、ソフトドリンクなど、メジャーなものから地のものまで一通りあります。今回は日本酒の飲み比べセットをチョイス。

まとめ

食事処の立派さに負けない料理でした。特に鰻を白焼きで鍋で薬味とともに食べるという発想は、私の狭いコミュニティや周辺のレストランでは出会えず、今回新しいおいしさに巡り会えました!
この他情報はこちらにも記載しています。

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