マガジンのカバー画像

今日は何の日

21
運営しているクリエイター

2020年1月の記事一覧

今日は何の日(2020/1/18)

1. 冬土用の入り土用といえば夏の土用が有名ですが、土用は「季節の変わり目」なので、年に4回あります。(春土用のツイート参照)そのうち、「冬の土用」が今日(2020年1月18日)から始まります。

各土用の最初の日を「土用の入り」と呼び、最後の日は「土用明け」といいます。「土用明け」は、四立(立春・立夏・立秋・立冬)の前日で、これらの日は「節分」と呼ばれます。
冬の土用の最終日は、立春の前日(毎年

もっとみる

今日は何の日(2020/1/15)

1. 小正月(こしょうがつ)旧暦の1月15日は立春後の満月にあたり、かつて日本ではこの日を一年の始まりである正月として祝っていました。これは、昔の日本人が、満月をめでたいものだと考えていたことに由来するそうです。
その後、中国式の太陰太陽暦が伝わり、日本でも公的な暦になると、1月1日が正式に正月と定められることとなりました。しかし、一般庶民の間には、新しい暦が導入された後も「1月15日=正月」とい

もっとみる

今日は何の日(2020/1/13)

1. 成人の日成人の日は、「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」ことを趣旨とする日本の国民の祝日の一つです。
1948年公布・施行の祝日法によって制定されました。制定時の日付は1月15日でした。成人の日を1月15日としたのは、この日が小正月であり、かつて元服の儀が小正月に行われていたためだといわれています。
現在は、ハッピーマンデー制度のため、2000年以降は1

もっとみる

今日は何の日(2020/1/11)

1. 鏡開き鏡開きは、正月に年神様に供えた鏡餅を下げて食べる行事です。
年神様の依り代である鏡餅には年神様の魂が宿っているとされるため、鏡餅を食べることでその力を授けてもらい、1年の家族の無病息災を願います。
つまり、鏡餅は供えて、開いて、食べてこそ意味があります。鏡餅を食べるときには、雑煮やお汁粉にして食べることが一般的です。

一般的には1月11日とされますが、松の内を15日とする地方では、鏡

もっとみる

今日は何の日(2020/1/7)

1. 人日の節句人日(じんじつ)は五節句の一つで、この日に七草がゆを食べることから七草の節句とも呼ばれます。人日とは文字通り「人の日」という意味です。
古代中国では、正月1日は鶏、2日は狗(犬)、3日は羊、4日は猪、5日は牛、6日は馬、7日は人、8日は穀の日とし、それぞれの吉凶をを占う風習があり、それぞれの日にはその動物を殺さないようにしました。7日は、犯罪者に対する刑罰を行わないことになっていま

もっとみる

今日は何の日(2020/1/2)

1. 初夢1-1. 初夢
一般的に、正月の2日の夜に見る夢を初夢と呼び、その夢で1年の吉凶を占う風習があります。この風習は中国から伝わったものです。
良い初夢を見るために、七福神を乗せた宝船の絵に回文の歌を書いたものを枕の下に敷くという風習もあります。なぜ回文を書くのかというと、縁起のよい夢を見た場合はそのまま、悪い夢を見たときには「ひっくり返して逆夢とし、吉ととらえる」という考え方からきているそ

もっとみる

今日は何の日(2020/1/1)

1. 元日元日は年の最初の日(1月1日)のことです。

日本では明治から大正・昭和前期まで皇室行事である四方拝にちなみ、四方節(しほうせつ)と呼ばれて祝祭日の中の四大節(紀元節、四方節、天長節、明治節)の一つとされてきたそうです。
1948年(昭和23年)公布・施行の国民の祝日に関する法律(昭和23年7月20日法律第178号)第2条により、四方節に代わって「年のはじめを祝う」ことを趣旨とする国民の

もっとみる