北欧ライフスタイル〜心地よい暮らしを送るためのヒント【PART1-②】部屋にもっとグリーンを!植物でインテリアを魅力的に見せるアイデア5つ
PART1-①では「ミニマムで合理的な北欧の住空間」と題し北欧の気質とそれを取り入れた住空間について書きました。
PART1-②では自然と共存するのが上手な北欧の暮らし方を、日本でも実践的に取り入れられるようお伝えします。
インテリアを素敵にしたい!と言ってもどこをどうやって飾るのかわからない、何から取り入れれば良いのか検討もつかない…というような声をよく聞きます。
大きな家具を買い揃えるのは勇気が必要ですがインテリアグリーン(植物)なら気軽に取り入れられます。
本日はインテリアグリーンの基本的なテクニックと効果を5つに絞ってお伝えします。
1.同じテイストを奇数で並べる
インテリアを飾る時、やみくもに並べてもしっくりきません。インテリアのプロはさまざまな法則に従いコーディネートを考えます。
その中の一つに”同じテイストを奇数で並べる”があります。例えばアートフレームを飾る時、2つ飾るより3つ飾った方が全体のバランスが取りやすくなります。すごく単純なのですがこれは応用できます。
例えば収納用品の並べ方も2つより3つ、4つより5つの方がバランスが取れるので、何だかアンバランスに感じる時は試してください。
同じようにインテリアグリーンも同じテイストのグリーンを奇数で揃えると印象的なフォーカルポイントになります。
フォーカルポイントとは:視線を集中させポイント
2.高低差をつける
大きな植物が部屋にあるとそれだけでフォーカルポイントが完成しますが、お世話のことを考えると踏み切れない方は多いのではないでしょうか。
大きな植物を買い揃えなくても大丈夫です。設置の仕方を工夫します。
部屋のテイストに合う台座やスツールなどに乗せて植物に高さを出します。
そうすることで視線が変わり注目を集めやすくなります。
せっかく奇数で植物を揃えても皆同じ床置きより、高低差をつけることでリズムが生まれより魅力的なインテリア空間になります。
3.壁面や天井も使ってディスプレイする
ここまでは置くことをお伝えしましたが、吊るすことも良いアイデアです。
例えば垂れ下がる植物をハンギングバスケットに入れて吊るすと小さな植物であっても存在感が増します。直置きより乾燥しやすくなるので水やりの頻度には注意して乾燥に強い植物を選ぶと良いです。
私がおすすめなのがポトスやアイビー。剪定の際に出る葉っぱをグラスにさしておくと気づけば根っこが出てくるほど生命力が強いです。土に植え変えれば簡単に植物が増やせ、コストパフォーマンスも抜群です。
4.鏡を有効利用する
それでもやっぱり多くの植物を飾ることに抵抗がある方は鏡の効果を狙ってはいかがでしょう。
鏡を背にグリーンを飾れば写しだす効果で2倍増しに感じます。鏡の効果は飾る場所が少ないスモールスペースで大変有効です。
新たに大きな鏡を用意しなくても、洗面台やトイレスペースの鏡で取り入れるのはいかがでしょう。水栓が隣接しているので、ズボラさんでも水やりのお世話をスムーズにおこなえると思います。
しかし、注意点もあります。鏡を使うことで美しさが増しますが、部屋の散らかりが映れば2倍どころかもっとダメージを受けるかもしれません。
鏡に映る場所を整えることも心がけてくださいね。
5.お気に入りのアートとミックスさせる
お気に入りのアートはありますか?
アートと言うと大袈裟に聞こえるかもしれませんが、北欧の暮らしではアートがいつも身近にあります。
子どもの作品だって額装すれば成長の過程が垣間見られるアート作品、自分あてに旅先で書いた絵葉書だって、旅の思い出が詰まった大切なアートだと思います。
それでもアートに悩むなら、北欧家庭でよく見る大胆なプリントのファブリックを飾るのも良いでしょう。
植物は自然界にあるものです。
意外にどんなものでも馴染みやすくオリジナルアートの引き立て役になってくれます。
我が家にも子どもが幼い頃書いたアートがたくさん飾ってあります。あなたにとって身近なアートをたくさん集め、インテリアグリーンと飾ってみてはいかがでしょうか。きっとそこはあなたにとって最高に素敵なインテリアになるのではないでしょうか。
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