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好きの単純化:3章「多様性」
多様性
他人から教えられた事が出来ない人が、世の中にはいる。
それで出来ないと、その人は責められる。
出来ない人は、省かれる。
出来ない人は、崖から落ちるし、
出来ない人は、崖から落とされる。
でも実際は、全然出来なくても良かった。
やれない人を刺すのは簡単。
でも刺した人は、やれない人を刺すだけ。
やれない人は、刺されて落ちる。
やれる人は、刺して喜ぶ。
「出来ない奴を落とした!すごいだろ!」
隠れたやれない人もいる。
隠れたやれない人は、やれる人に続いてやれない人を刺す。
隠れたやれない人は、刺した理由を知らない。
刺した理由を説明できない。
でも隠れたやれない人も、崖から落ちる。
前倣えした先で、突然落ちる。
突如。
唐突に。
でも、ゆっくりと。
前倣えできる人しか許されない。
でも前倣えした先は、前倣えではいけない。
前倣えって何なんだ。
人の粗探しをして、自分が相手より上かを自分以外の人に分からせるってところでしか、気持ちを落ち着けられない。
これがいわゆる「醜い」ってこと?
同じようにできない人は除外される雰囲気。
もうしんどくない?
......
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