「英語を学んでみたい」
何年も前から、そう年始の目標に書いていた。
しかし、知り合いの方に聞いて英語教室へ行って、心がポッキリ折れて帰ってきた。
その前も、そうだった。
知り合いの方が、子供に英語を教えてると聞いたから行ってみた。(そう、チャレンジ精神だけはあるのだ)
しかし、意味もわからないし発音を真似するだけでタイミングが悪かったのか続かなかった。
今思い返すと、劣等感に耐えられず続かなかったのかも。
グループ勉強だったから、めちゃくちゃ上手い方が混じっていて、私は何も次の言葉が出てこない。
スラスラと話している方が凄すぎて、楽しさを感じる前にやめてしまった。
そんな私に、3度目の正直のチャンスが私にやってきた!!(2度あることは、3度あるは置いておいて)
20年ぶりに会った元ネイリストの先輩。極めるタイプの先輩は昔からネイルを教えるのも上手だった。
そんな先輩、英語ペラペラでお仕事をしてるらしいのだ。年賀状は20年やりとりしていたのに、そんなことは書いてなかった。
「英語教えてほしい」
自分の気持ちを口にするのが得意ではない私から、気持ちが口をついて出た。
「いいよ!」
包み込むような笑顔で言ってくれた。子供さんたちも、独立して夜は時間があると言ってくれた。
私の娘は、英語を学びたい意欲がありオンライン英会話を1年ほどやっていた。
「娘も一緒にいいですか?」
「お金を取って教えたことはないから、私で良かったらいいけど」と承諾してくれた。
私はこの方が、明るく信頼できること、教えるのが得意なことをネイリスト時代に知っていた。