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「英語を学んでみたい」つづき

「お正月明けたから、いつからスタートする?」

先輩から、そんなメッセージをもらった。

私はまだ正直、心の準備ができていない。
「娘からお願いできますか?娘は、月曜日がよいそうです」とメッセージを返した。

当日、私の友人なので挨拶して退散しようと思っていた。

「LINE繋ぐね!」

「ハロー!〇〇!」

「I'm〜!」

2人の会話が始まった。
娘もスムーズに返せるし、先輩はネイティブみたい!!すごいなぁ〜!

外国の方?と一緒思った。逆に、日本語がペラペラな人だと思えないほどだった。

この努力家な先輩は、子育てしながら吐くほど英語の勉強をしたらしい。
とっても明るい笑顔も絶えない人だ。

「〇〇ちゃん(私)は、後半の15分ぐらいレッスンしようね!」と言われた。

自分から声をかけているから、
「いやいいです」とも言えない笑

「ほんとに赤ちゃんぐらいしか英語話せません」
とだけ話して、その場を退散した。

また恐怖。劣等感。

でも、先輩だから逃げ出さなかった!

「ママ〜交代だって!」

階段の上から声がした。ちょっと足取りも重く、ちょっと嫌な気持ちでパソコンに向かう。

「英語力を知りたいから、まず自分の名前を言ってみよう」

「マイ ネーム イズ〇〇」

「次は何歳です。言ってみて」

「アイム イヤーズ フォーティ2?」

「次はどこに住んでるか言ってみて」

「アイ リブイン??熊本?笑」

そんな会話が繰り返され、
今日は、単語を2個覚えてみて!

「スペセフィック」(詳細)

「ジェネラル」(一般)

「住んでいる場所を説明する時、外国の方が多かったら、ジェネラルなジャパンでいいよ。

スペセフィックは、もっと細かく熊本の〇〇、さらに細くなると〇〇など、そのように調節して使うよ」

私は、はじめて劣等感の方に注目せずに「単語が2つ覚えられた!」と感じた。

それは、先輩が
⚫︎人を馬鹿にしない
⚫︎私に合わせたペースにしてくれる
⚫︎学ぶ楽しさを知っている

人だと、わかっていたからだと思う。

「楽しいですね!」先輩にそう伝えた。

「良かった。私も英語を教えるのは初めてだから緊張した。笑 娘ちゃんは、英語を話そうという意識がとてもあるね!」

そう言ってくれた。

「良かったです!」
彼女の今までの努力を見ているので、私も嬉しくなった。

私のずっと夢みていた目標は、「オーストラリア🇦🇺に行くこと」

娘が海外留学した先だ!

毎週15分、ゆっくり単語を覚えるところから。
私も赤ちゃんから、成人へ少しでも成長していきたい。

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