担当者が自信を持ってお客さまの健康と美をサポートできるように。
みなさんこんにちは!サツドラHD公式note編集部です。
当社は「ドラッグストアビジネスから地域コネクティッドビジネスへ」というビジョンを掲げ、その中で道内に約200店舗を構える私たちだからこそできる”リアルな店舗”で”人間”にしかできないサービスをウェルネス軸で企画・運営する「ウェルネスサービス部」という部署があります。
今回はウェルネスサービス部で「管理栄養士」と「店舗のビューティ担当者」に教育を行っている2人に、どのような業務を行っているのか、やりがいや大変さを感じた時のエピソードなど、教育担当としての想いをお聞きしました!
現在の業務内容
―お二人の業務内容を教えてください!
谷岸:
私が所属している「H&Bケア推進担当」は店頭で販売しているヘルス部門とビューティ部門の教育全般を担っているのですが、その中で私はビューティ部門に関する教育の業務を行っています。
サツドラにはヘルスとビューティの接客応対に必要な知識・技術を学習できるデジタル教材があるのですが、そこで配信している研修動画の出演・編集・配信をすべて担当しています!
髙橋:
編集作業も谷岸さんが行っているのですね!すごい。
谷岸:
今年の5月から担当になったので、まだ慣れない作業もあるのですが、少しずつ編集もできるようになってきました。スマホで編集しているんですよ~!
あとは販売好事例の配信なども行っています。
昔、好事例配信などがまだ行われていなかった時は、別の店舗のベテランビューティ担当者の方に電話をして、「どうやって販売しているんですか?」と聞いて回っていた時代もあったのですが(笑)、現在はデジタル教材を始め、店舗への連絡時やWeb社内報などで定期的に好事例の配信を行い、ナレッジの共有がすぐできるようにしています。
これらは幅広い従業員の方に向けて行っているのですが、ビューティ担当者の方により専門的な知識をつけてもらったり、やりがいを感じてもらうためにスキルの階層別にビューティ担当者の研修プログラム運営も行っています。
このカレッジを受けて合格された方にはバッジが渡されて、ビューティプロフェッショナルとして店頭に立たれているんですよ。
様々な教育方法があるのですが、どれも「お客さまの立場に立った接客応対ができること」を目的に行っています。
お客さまの「美」を、サツドラがサポートできるようにしていくことができるよう、担当者みんなで日々教育内容を考えています。
―お客さまの立場に立った接客応対ができること。とても素敵ですね・・・!髙橋さんはいかがですか?
髙橋:
私は大きく分けて2つの業務の担当を行っています。1つは北海道の地方自治体の健康事業担当として企画兼講師となり、江差町や音更町で栄養セミナーなどを実施しています。
▼髙橋さんの江差町との取組み記事はこちら
もう1つがサツドラの管理栄養士の方向けの教育です。
昨年から管理栄養士の方向けの研修体系がスタートし、今年から店頭での研修も開始しました。
現在ウェルネスサービス部には私を含め3人の管理栄養士がいるのですが、それぞれ得意分野がわかれているんです。私は過去の経験から高齢期の栄養学や商品知識があるのですが、もう1人の方は病態知識が豊富だったり、もう1人の方は店舗の実務の状況がわかっていたりと、それぞれの得意分野を活かしながら、担当に分けて教育を行っています。
―小売業だけでは学ぶことが難しい専門知識を持った2人と、店舗の現場経験のある1人の計3人が教育をおこなってくれているのですね。とても心強いですね・・・!!
教育体系を作る大変さ
―教育を行う中で、大変だなと感じる部分はありますか?
髙橋:
私たちは将来店舗にいる管理栄養士の方が、来店されるお客さまの健康を栄養面・食事面でサポートできるよう、正しい知識でお客さまにカウンセリングできるように教育したり、栄養相談会を行うことができる体制づくりを行っています。
しかし、店舗は限られた人員で運営を行っているため、どのような体制で行えば店舗の作業に負担なく、かつお客さまにご満足いただけるサービスが提供できるか、そして継続して運営していくためにはどうすればよいか、と日々悩みながら運営方法を考えています。
谷岸:
今でこそサツドラにはヘルスとビューティの教育担当である「ヘルストレーナー」「ビューティトレーナー」の役職がありますが、トレーナー立ち上げ時期は同じく店舗の理解を得るのに苦労しましたね。OJT(店頭教育)を行う=店舗から人が抜けることになるので…
しかし、トレーナーが教育を行うことでヘルス・ビューティ担当者の知識やスキルが向上し、お客さまに正しい知識で販売ができるようになったり、従業員がよりやりがいを持って働くことができてきたのがわかって初めてトレーナーの必要性が理解されていったのだと思います。
髙橋:
そうだったのですね。管理栄養士の方が店舗で活躍できるようにするために、今後も体制づくりを強化していきたいと思います・・・!
ただ、現在管理栄養士の方は限られた店舗にしか在籍していません。
そのため、例えば管理栄養士不在の地域では、自治体様と連携しオンライン栄養セミナー内でのサツドラの商品紹介や、店頭での体組成計設置、体組成測定結果の見方がわかるチラシの設置など、管理栄養士が不在でもお客さまにサービスを提供できる環境づくりも併せて行っています。
谷岸:
サツドラがあることで、お客さまがより健康で、健やかに生活できるようになる。そのために従業員の方へ教育を行っているので、私たちの仕事は大変ですがとてもやりがいがありますよね。
やりがいを感じる瞬間
―今のお話にもあったように教育はとてもやりがいのあるお仕事だと思うのですが、お二人が特にやりがいを感じる瞬間を教えてください!
谷岸:
教育を行った従業員の方が成長して、活躍しているところを見た時にとてもやりがいを感じます!
私自身サツドラでキャリアを積むことによって喜びの感じ方に変化があって。
新人の時は自分自身に知識やスキルが身について「できるようになった」ことに喜びを感じていたのですが、次にできるようになったことを「褒められる」ことに喜びを感じるようになりました。
さらに教育の仕事の担当するようになってからは「教え子の成長」に喜びを感じるようになりました。
従業員の方が学んで成長して、自信を持って店頭に立っている姿を見て、教育の必要性を改めて感じますね。
髙橋:
管理栄養士の方への教育は昨年教育体系を変えたばかりなので、まだその先にいるお客さまへの結果が出ていないのですが、管理栄養士の方が研修を受けて「管理栄養士の自分がこんな風に活躍できるんだ」と気づきが生まれている様子や、実践プログラムを行って活き活きとお客さまと会話されている姿を見るとやりがいを感じますね。
―伝えた相手にちゃんと伝わって、その人の実になって成長している姿を見たときは本当に嬉しいですよね。
自らも日々勉強してアップデート
―教育を行うためにはお二人自身も知識をつけたり、勉強されていると思うのですが、お話をお伺いする限りかなり忙しい日々のなかで、どのように勉強されているんですか・・・?
髙橋:
そうですね、「勉強」と思わず、日々情報を仕入れている感じですね。Youtubeのダイエット知識の動画を観たりしているのですが、調べなきゃならないから、というより、自分自身興味があったり、知りたい!という気持ちから情報を取り入れています。
谷岸:
わかります、好きなものの延長なんですよね。新商品なども教育資料を作るために勉強するのではなく、どんな使い心地なんだろう、使ったらどんな見た目になるかな、と興味から学びにつながっている感じですね。
髙橋:
私は「教育担当=店舗から聞かれたことは何でも答えられる立場」にならないといけないと感じているんです。1つ聞いたら100で返ってくる!というくらいが目標ですね(笑)
でも本当に、そうじゃないと、なぜこの人が教育担当なの?と不信感になってしまうと思うので・・・信頼して、頼りにしてもらえるように、知識を増やしてアップデートしていかなくてはと思い、日々勉強していますね。
谷岸:
私はトレーナーになりたての時、その時の上司に「受講生の最低2倍以上の情報・知識を持ちなさい」と言われました。ビューティだけではなく、最近サツドラで行っている等級別の研修なども、私が入社した当時にはなかったものもあったりするので、研修動画を観て勉強したり、幅広く知識を得なきゃと思っています。
今度自ら外部の栄養セミナーも受講する予定なのですが、いろんな知識を得て、自分自身に活かしつつ、教育でも活かせたらと思っています!
髙橋:
管理栄養士は栄養学の専門知識があるので、そこはぜひ情報交換をさせてもらいたいです!
谷岸:
ぜひぜひ!!とてもありがたいです・・・!
ビューティだと「内外美容」という言葉がありますが、外側からのケアだけではなく、食事や体調管理など内側からのケアもとても重要なため、お客さまの「美」を内外どちらからもサポートできるようにしていきたいですね。
今後行っていきたいこと
―教育を通じて、今後行っていきたいことはありますか?
髙橋:
栄養相談会ができる店舗を増やしていきたいですね。皆さんとても勉強熱心なので、早く管理栄養士の方が資格を活かして活躍できるように、体制づくりに取り組んでいきたいと思います!
谷岸:
コロナが落ち着いたら、実地研修も増やしていきたい気持ちもあるのですが、Web研修もメリットが多いので、実地とWebをうまく使い分けながら研修を行っていきたいと思います。
後は、江差町さまとの連携のように、協定を結んでいる地域を中心に地域の方に向けたビューティの研修など携わっていけたらと思っています!そこも自治体の健康事業担当の髙橋さんとぜひ今後も連携していけたらとても嬉しいです!
髙橋:
ぜひ!宜しくお願い致します!
―谷岸さん、髙橋さんありがとうございました!
自分自身をアップデートさせながら、教育に取り組まれているお二人の姿が輝いていて、とても素敵だなと感じた取材でした。
最後までお読みいただきありがとうございました!