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【健康経営宣言】サツドラ社内企画「禁煙ダービー」実施中!
みなさんこんにちは!サツドラHD公式note編集部です。
当社はサツドラグループ健康経営宣言を掲げており、2023年の健康経営優良法人の認定取得に向けて様々な施策を実施しています。
当社で特に課題として掲げているのが、この3つです。
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社内で健康に関する調査を行うと、喫煙率が会社全体で19.3%と全国16.7%(2019年のデータ)に比べて高いことがわかりました。男女別の喫煙率は男性22.1%、女性18.2%となっています。
▼サツドラグループ「健康経営宣言」についてはこちら
今回はその中でも2022年の最重要取り組み項目としている「喫煙率低下」のための施策…社内でも話題となった企画「禁煙ダービー」についてご紹介します!
何やらおもしろそうな名前ですが、一体これはどんな企画で、どういう人が参加しているのでしょうか…?
今回は、社長の富山と労務担当の大町(保健師)が、当社のWeb社内報TUNAGU.comで「禁煙ダービーについて」対談した内容をnoteでお届けします!
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禁煙ダービーとは
富山:
今回のテーマの「禁煙ダービー」ですが、社内でも大変話題となっていますね。今日はこれがどんな企画なのか?企画の経緯や進捗について、保健師の大町さんに聞いてみようと思います。大町さん、よろしくお願いします!
大町:
よろしくお願いします!こうやって富山さんとしっかりお話するのが採用面接ぶりなので…とても緊張します(笑)
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人事部労務担当 保健師 大町(おおまち)
全国チェーンの小売業や健診機関の保健師を経て、
2020年にサツドラに入社。
保健指導/労災予防/障がい者雇用/休職・復職者対応などを通して、健康でいきいきと安心して働ける会社づくりをすすめる。
富山:
まずは禁煙ダービーの概要について、簡単に教えてください。
大町:
サツドラは喫煙率が全国平均よりも高く、サツドラの健康経営課題として「喫煙率の低下」を掲げています。禁煙ダービーは、その施策の第一弾となる企画です。
最も多くの従業員が所属するサツドラ店舗を代表するブロックマネジャー※(以下、BM)のうち、喫煙者11名を対象に3ヶ月間の禁煙にチャレンジしてもらう、という企画です。
※ブロックマネジャーとは:店舗を一定のエリアで分割し、複数店舗の運営マネジメントを行う役割。
富山:
この企画は、社内を巻き込んだ企画でしたよね?参加者を馬に見立てて、競馬のようにゲーム性を持たせているのが印象的でした。
大町:
他の従業員の皆さんにも禁煙に関心を持っていただくために、今回は禁煙を応援したいBMに投票していただくような参加型企画にしました。
自身が投票したBMが禁煙に成功したら、投票者にも抽選でプレゼントを用意しました。ちなみに投票への参加は非喫煙者に限定しています。
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禁煙ダービー、気になる進捗は?
富山:
禁煙ダービーが始まって約2ヶ月ですが、進捗はどうですか?
大町:
対象のBM11人が、2022年1月1日になった瞬間から禁煙開始!ということでスタートしました。開始から約2ヶ月が経ちますが、なんと全員継続中なんです・・・!
富山:
お!すごい!それ・・・ほんとですか?笑
大町:
本当だと信じています!
富山:
実際どういうふうに禁煙のサポートを行っているんですか?
大町:
この企画が始まる前の年末の段階で、対象者全員と面談をしました。
1日の中でいつどういうふうに吸っているのか、どのタイミングで吸いたくなるのか、今までの禁煙の経験などをお聞きして、対策方法などをお伝えしました。
禁煙開始以降は、「吸ったかどうか」「吸った場合の本数」「吸いたくなる頻度や強さ」というのを毎日記録を付けていただいています。
富山:
そんなに細かく記録しているんですね!すごいなぁ・・・。それってこの企画の参加者は全員見れる状態なんですか?
大町:
11人の参加者にはスプレッドシートで共有しているので見れています。他にも「いらいらする」「吸いたくなる気持ちや頻度が減ってきた」といった気持ちの変化も記録してくださっていて、私とのプチ交換日記みたいになっています。
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富山:
全員見れてるんですか!それはすごいね。プレッシャーというか・・・(笑)
こういう栄養相談とかパーソナルトレーニングもそうですけど、自分だけでやったら絶対難しいからこの仕組みは重要ですよね。
大町:
私だけでなく、やはりお店の皆さんが「応援」という形で投票してくださったのが大きいと思います。
社内の非喫煙者の3人に1人くらいが企画に参加してくれて、すごくたくさんの方がブロックマネジャーを応援してくださっているんです!
実際にお店でも「私の一票かかっているから頑張ってください!」と、かなり声をかけられるそうで・・・(笑)
従業員からも積極的にBMに話しかけるようになり、会話のネタにもなっているようです。
富山:
なるほどね。コミュニケーションツールにもなっているんですね!
大町:
この企画をきっかけに禁煙を始めた、という方もいらっしゃるみたいで嬉しいです。
富山:
それは良い動きですね!これは…一石何鳥にもなってるんじゃないですか。
具体的な禁煙アドバイスとは?
富山:
具体的にはどういうアドバイスをされているんですか?人によって対策って違うんでしょうか。
大町:
そうですね。どういう場面で吸いたくなるのか、もともとどのくらいニコチン依存度が強かったのか、本数や吸い方を確認しました。
それに応じて、補助剤(パッチ)の使い方をご紹介した方もいれば、習慣的な癖になっている方は、その場面をどう回避するかとか…アドバイスしています。
出勤途中に必ずコーヒーと一緒にタバコも買っちゃうような方は、コンビニに寄らないルートの提案もしています。
富山:
ルートまで変えるんですね!行動パターンを変えていくということですか…。
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大町:
はい。なるべくタバコに触れるきっかけを回避するようにアドバイスしてます。
富山:
かなり徹底しているんですね。中には相当ヘビースモーカーだった方もいたんですか?
大町:
いらっしゃいましたね。元日から最初の3日程は「人の煙でもいいから吸いたい」と、それくらい本当につらかったっておっしゃっていた方もいます。
でも最初に比べると、吸いたくなる頻度や強さは軽減してきています。このまま皆さん成功してほしいなと思います。
富山:
僕は吸ったことないからわからないですが、やめるっていうのはすごい意思ですよね。
大町:
業務きっかけで始まったこととはいえ、意志の強さが本当に素晴らしいなと思います。
富山:
素晴らしいですね。こうやって大町さんがしっかりカウンセリングしているからこそできることだと思います。
サツドラグループ健康経営について
富山:
今回は喫煙率の低下を例として挙げましたが、会社全体の健康経営の取り組みをしていてどうですか?従業員の皆さんと話したりする機会も多いと思いますが、大町さんはどう感じているでしょうか。
大町:
「サツドラグループ一丸となってやっていくぞ!」というのが社内でも高まっていますし、実際にこういったイベントもスタートできました。
少しずつ形になってきているのが実感できるので、取り組みを進めている私たちとしてもすごく嬉しいですし、成果が見えてきているとも感じます。
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富山:
健康診断の項目も、受診できる項目数がここ数年でかなり増やしていただきましたよね。
大町:
社内では「がん検診や血液検査など、だんだん健康診断が充実してきたよね」と声をいただきます。
何か該当した項目があれば私たち保健師から「病院行った???」と行くまで連絡をするようにしています。
富山:
行くまで催促が来るんだ(笑)あの再検査ってなかなか行かないんですよね。
大町:
そうですね。がん検診で該当するとさすがに皆さん心配なのですぐ行くんですけど、コレステロールとかですと痛くも痒くもないので、行かない方もいらっしゃいますね。
富山:
そしてまた1年後に慌てて対策するんだけど、結局同じ数値が出るっていうね。
でもがん検診も導入したことで早期発見して治療された方もいらっしゃいますし、これはすごく重要だなと思います。
こうやって実際にアクションしていけば、確実に変わっていくというのを今回改めて感じました。
禁煙にチャレンジしてみませんか?
富山:
これをきっかけに、禁煙を会社全体の取り組みにしていきたいですよね。「私も禁煙してみようかな」といった方にアドバイスはありますか?
大町:
1日からでも禁煙にチャレンジしていただきたいですね!
禁煙のいちばんいいところは「何度でもチャレンジできる」ところです。
やればやるほど上達して、経験値も増えます。どんな場面で吸いたくなる、じゃあ次はこうしよう、というのが自分の中でも段々見えてくると思います。
禁煙に関しては、1日からでもどんどん挑戦してみていただきたいなと思います。
富山:
何度でも挑戦ね。さっき行動パターンってあったけど、どういうときに自分が吸いたくなるか、自分の行動の癖を見つめ直すきっかけにもなりそうですね。
引き続き、サツドラグループ全体で健康経営目指して頑張っていきたいと思います。
「健康で明るい社会の実現に貢献する」ために
サツドラグループは「健康で明るい社会の実現に貢献する」という経営理念のもと、様々な事業を展開しています。
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そのためには、社員が健康でいきいきと安心して働ける環境であることが大前提です。サツドラが考える健康とは、ただ「病気ではない」ということではなく、自分の健康課題や仕事についても前向きにとらえていけること。
また、社員を支えてくれる家族が幸せで健康であることも社員が安心して働き続けられるために必要だと考えます。
社員が地域のお客さまに対して胸を張ってウエルネスサービスを提供できるよう、積極的に健康経営を推進しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!