祖母といっしょにクロスワードパズルを解く
日曜の午後。
右にいる祖母から質問され、横からいろいろ言う。
すでに記入してある言葉を見て、問題を見る。
バチカン市国 知っていたので祖母からペンを借り記入。
私「こーゆーのはワードのまわりから答えていったほうが時間短縮できるよ」
二重枠になっている言葉が出る問題を、周囲から埋めるように答える。
答えが出た。マチアワセ
それでも祖母はすべて埋めたいようで、隣で解き続けている。
マス目の一番下にだいぶ長い空白が。
〇〇〇〇〇チン
<がっかりして落ちこんじゃっています>
数行下に答え ↓
私「これは……、いきしょうちんじゃない?」
ふと、訊いてみたくなったことを訊く。
私「おばあちゃんこの前、住所書けなかったけど、書ける?」
祖母「書けなかったっけ?」
書けなかったことがある。
そっか、おぼえてないか。
あれは何年前だったかな。病院に行ったとき、私が代わりに書いたのよ。
祖母が、あいていたスペースに自分の住所を書く。
合っていた。
私「電話番号は?」
祖母「×××××、×」
私「違うよ?」電話番号を言う。
祖母「綾花は、〇〇(フルネーム)だよね?」
私「うん」
祖母「〇歳だよね?」
私「うん」
忘れないでね。
祖母「〇〇(母のフルネーム)の長女だよね?」
私「うん」
忘れちゃったら、こうやってヒント出したり答えればいいか。