捨てメアド【メルアドぽいぽい】の限定ドメインとキャンペーンコード

捨てメアド【メルアドぽいぽい】にはデフォルトで提供されない限定ドメイン「tensi.org」「lovelycats.org」が存在する。

「tensi.org」はサイト上の案内に従ってTwitterでレビューを書いた人が使用できる限定ドメインだが、実はキャンペーンコード「TENSHI300M」を入力することでも解放される。

[m.kuku.lu] お使いのアカウントで「tensi.org」ドメインの取得が有効になりました。

「lovelycats.org」は運営者のTwitterアカウント(@kukusama)において2020年の謹賀新年として配られたキャンペーンコード「NEWYEAR2020」を入力することで解放される。

運営者のツイートによると、限定ドメインは専用の受信サーバが割り当てられているため混雑の影響を受けにくいといった説明がされているが、DNSレコードから確認する限りではどちらも他の一般ドメインと同じ受信サーバを利用しており、現時点で違いはなさそうだ。

MX 	tensi.org 	300 	10 recv1.erinn.biz
MX 	tensi.org 	300 	10 recv2.erinn.biz
MX 	tensi.org 	300 	10 recv3.erinn.biz
MX 	tensi.org 	300 	10 recv5.erinn.biz
MX 	tensi.org 	300 	10 recv11.erinn.biz
MX 	tensi.org 	300 	10 vps47.erinn.biz
MX 	tensi.org 	300 	10 vps48.erinn.biz
MX 	tensi.org 	300 	10 vps49.erinn.biz
MX 	tensi.org 	300 	10 vps50.erinn.biz
MX 	tensi.org 	300 	10 vps51.erinn.biz
TXT 	tensi.org 	 300	v=spf1 +ip4:150.95.203.144 +ip4:133.130.101.28 +ip4:133.130.110.247 +ip4:150.95.176.173 +ip4:150.95.212.246 +ip4:150.95.139.27 +ip4:163.44.167.54 -all 
MX 	lovelycats.org 	300 	10 recv1.erinn.biz
MX 	lovelycats.org 	300 	10 recv2.erinn.biz
MX 	lovelycats.org 	300 	10 recv3.erinn.biz
MX 	lovelycats.org 	300 	10 recv5.erinn.biz
MX 	lovelycats.org 	300 	10 recv11.erinn.biz
MX 	lovelycats.org 	300 	10 vps47.erinn.biz
MX 	lovelycats.org 	300 	10 vps48.erinn.biz
MX 	lovelycats.org 	300 	10 vps49.erinn.biz
MX 	lovelycats.org 	300 	10 vps50.erinn.biz
MX 	lovelycats.org 	300 	10 vps51.erinn.biz
TXT 	lovelycats.org 	300 	v=spf1 +ip4:150.95.203.144 +ip4:133.130.101.28 +ip4:133.130.110.247 +ip4:150.95.176.173 +ip4:150.95.212.246 +ip4:150.95.139.27 +ip4:163.44.167.54 -all 

MXレコードから推察するに、このサービスでは10台ものサーバで負荷分散して受信メールを捌いているようだ。

例えば受信サーバのひとつである「vps48.erinn.biz」を正引きするとGMOインターネットに割り当てられたIPアドレス「133.130.110.247」が得られるが、これを逆引きすると「v133-130-110-247.a039.g.tyo1.static.cnode.io」というホスト名が得られる。「~.tyo1.static.cnode.io」というドメイン名からConoHa VPSの東京リージョンを利用していると思われる。SPFレコードも併せて考えると、「recv*.erinn.biz」が受信専用のメールサーバで、「vps*.erinn.biz」が送受信両用のVPSサーバのようだ。

限定ドメインが独立した専用の受信サーバでないとしても、取得方法があまり知られていないことから、mailcheckerでもブラックリスト入りしておらずユーザー登録で弾かれにくいといったメリットはあると思われる。