19年前の今日。

今日の夕方、畑で指をパックリ切ってしまった。。左中指の真ん中の関節、外側にカマがザクッと…ε-(´∀`; )なぜか切った直後よりも今が痛い。後陣痛か⁈

後陣痛といえば、19年前の今日、私は分娩台の上で会陰部がパックリ切れていた。20歳の世間知らずの小娘が初めて体験した妊娠・出産、そして長男との出逢い。

長男は2495gの低体重児。すぐに保育器へ。

切迫早産で約1ヵ月の入院生活中、お腹の陣痛を抑える点滴を日中夜付けていても予定日より1ヵ月早く産道へと降りてきた長男。しかも上手に出て来たもんだから、それが当たり前だと思って、油断した次男の出産:;(∩´﹏`∩);:は、まぁいいとして。

人生で最も痛くて、人生で最も嬉しい19年前の10/15は晴天だった。

まるで鳥のひなのような生まれたてのあかちゃんは、何をしてもかわいくてずっと見ていても飽きなくて、「大切にしなきゃっ」「ちゃんと育てなきゃっ」って思いにも駆られていた。

19年の間、生きていてくれた奇跡。

私という未熟者とずっと一緒にいてくれた奇跡。

心優しい人間のままでいてくれた奇跡。

長男を産むためにパックリ切れた会陰部の痛みを、カマで切った中指が再現してくれたみたい。

ただ生きているそのものが奇跡だなぁ〜って、何もなく過ごせた毎日は有り難い毎日なんだなぁ〜って、怪我をして気づいたりする。

ズキンズキン痛むそのことで、長男の誕生を思い出したりもする。

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