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言葉遣いシリーズ

お久しぶりの
言葉遣いシリーズ

今回は
「困難事例」

シリーズ開始当初から
どのタイミングで投稿しようかと
考えていたものですが

最近また耳にする機会が多くてですね😁

「この言葉は良くない」
「好きじゃない」

という方も
多くおられますが

その理由が
「誰にとって困難なのか」

というお話をよく聞きます
それはその通りだと思います👍

利用者本人ではなく
「本人の周囲の人間にとって困難な事例」

という意味になるので
利用者主体の考え方からすると
良くないとされていますが

今回はそもそものお話

ご家族はもちろん
介護関係者にとっても

「困難ではない事例」

ってあるのでしょうか?

例えばですが
「容易事例」
「楽勝事例」
「余裕事例」
とか
「普通事例」
「平凡事例」
とか

今までそういう事例に
出逢われたこと
あるでしょうか?

困難の種類は違えど
皆さんは毎回困難な事例に
直面されてるはずです

利用者一人ひとりの状況や状態は違うので
毎回違う課題に直面し

毎回めちゃくちゃ悩みながら
チームの皆で考えて
仮説を立てて実証してみて

「これで良いのかな?」

と明確な正解に出会えることなく
その場その時の最適解を求め続けているんです

「この利用者は余裕余裕♪」

そんな風に仕事していないんです

「稀に困難な事例に出会って
その事例だけ大変な想いをしている」

そんなわけないんです

皆さんは
毎回困難な事例に直面しながらも

無責任に放り投げることなく
真正面から取り組まれてるんです

そんなご自身のことを
「たまにある特殊な事例だけ頑張っている」

みたいな表現ではなく

「この事例の〇〇が難しい」
「こっちの事例は□□が難しい」

そのまま表現してはいかがでしょうか

もし一括りにしなければならないのであれば
「全部困難事例」
です

その上で
その表現は自分目線なので
本人目線で表現するのが良いと思います

毎回めちゃくちゃ頑張っている自分を認めて
一人ひとりと向き合っている自分を認めて
正しく表現することで

自分に対する評価と
他者からの評価を
自分たちで上げていきませんか😊

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