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【連載】IT系の資格ホルダーになる! #1

こんにちは!株式会社PlusWordの志築です。

今回から複数回にわたり「IT系の資格」についてのおおまかな紹介をテーマに記事にしていく予定です。

「キャリアアップ・キャリアチェンジのために資格を取りたい」「エンジニアになりたいと思っているけどどんな資格をとるべき?」「コスパのいい資格ってどれ?」といった疑問に答えられるような内容を意識しています。

◇IT業界で働くについて、そもそも資格って必要なの?

 こんな疑問をお持ちの方も多いと思います。
結論からいうと、エンジニアは技術職で弁護士や税理士のような士業とは異なり、この資格をもった人しかこの業務を行えない、といったことは基本ありません。その人に実力さえあればOKで結果がすべて、といえる世界です。実際、長くエンジニアを経験し最前線でプログラマーとして活動している人でも特に資格はもっていない、なんていう方も普通にいます。
 それだけだと「資格は必要ない」という考え方も全然ありですが、資格があるほうがプロジェクトにアサイン、仕事にありつける可能性が高いことも間違いありません。
 大規模・複数社が関わるような大きなプロジェクトなどで特にその傾向が強く、プロジェクトに関わる会社・メンバーを選定する際に、「このポジションはこの資格を持った人が好ましい」というような規定を行っていることがあるので、そういったことを考えると自分の成長・成功の可能性を高めるためにも資格はあったほうがいいといえるでしょう。

◇じゃあどのような資格を取るべき?

 当然の質問ですね。時間とお金を使って資格を取るのですからリターンの大きい資格を効率よく取りたい、と考えるのは自然かと思います。
 その証拠にgoogleなどで資格名を検索するとサジェスチョン(候補)で「意味ない」「合格率」などのキーワードが出てくることからも、世の中の人がいかに無駄なく、効果のある資格を取りたいと考えているのかということがわかります。
 ここからは私の経験則からのひとつの答えとなりますが、私は

「取って無駄な資格はひとつもない」

と思っています。ちょっと極端な表現ですが、「この資格は取っても意味がない」ということを言っている人は、実際はその資格を取っていない人だ、と思っているくらいです。
資格というのは数多くあり、取り扱っているテーマや歴史など様々なのでひとまとめに評価するのは難しいのは確かです。
 私は仕事柄、歴史の浅い新しいテーマを対象とした資格も積極的に取り組むようにしているのですが、どの資格でも勉強する過程で発見することが必ずあります。自分の知らない世界・業界・問題点などに気づくことがあるのです。古くからある資格であれば、それだけ続いているのだから世の中に存在意義を認められているのだと考えています。
 例え取得後すぐに仕事に結びついたり、給料があがったり、などということがなくても、確実に自分の知見を広げることにつながっている、と感じることができるのが資格取得の大きな収穫なのではないかと考えるのです。
 あとは何かに向かって頑張っていると、生活にメリハリが出て好影響な面もあると思います。

 今回の記事では資格に取り組むためのモチベーション面をテーマに取り上げてきました。次回は具体的な資格名を取り上げていく予定です。