吉野家が約30年ぶりにFC募集
2024年1月8日付の日経MJ(流通新聞)によると、
「約30年ぶりにフランチャイズチェーン(FC)オーナーの募集も始めており、今後積極的に店舗を増やしていく」吉野家ホールディングス社長河村泰貴氏
とのことです。
1899年創業、1973年4月にFC事業をスタートし、現在1228の店舗数を保有する吉野家ですが、今後はテイクアウト専門店、唐揚げの販売等、今までにない業態の展開を進めていくみたいですね。
外食売上ランキング第1位のすき家は、1,946店舗。
直営店中心の松屋は、1,215店舗。
と、もの凄い競争になっていますね。
コロナ禍によって、イートイン・テイクアウト・デリバリーの売上構成比率を大きく変えてきた外食企業ですが、ここから先は、更なる業態の強化が必要になりますね。
国民の胃袋は限られています。商品ごとの業態開発も大事ですが、用途ごとの業態開発も大事です!
ポイントはナレッジ集積です。
今までのフランチャイズ本部には、徹底的なマニュアル化が求められてきましたが、これからのフランチャイズ本部には、将来の市場を見据えた上で、現場で獲得したノウハウを全店に展開する力が求められますね!