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学校で仕事が出来るようになるまでの道のり⑦

どうも。
うぇい。です。

京都府初の高校魅力化コーディネーターとして、どんな歩みを進めているか、ということについて備忘録的に書いている、高校魅力化シリーズ。

もう2021年も2ヶ月というところなのに、まだ2年目にあたる2020年をしております(苦笑)
1年目までのお話や、コーディネーターについてあれこれはこちらのマガジンにまとめてます。お好きなものをお読みください↓

図々しくいけ

 道のり⑥の記事で2020年の結論的な話を軽くお伝えしました。

 2020年度は自分の立ち位置が変わった年で、その要因は、「1年いた信頼の積み重ね」と「前代未聞の学校休業で自分が関われる隙を見つけ、うまく入り込んだ」という2点に尽きるわけです。

 そこで学んだことは、「あ、結構図々しくいっていいんだ」ということ。

 これは学校の方針とか管理職のタイプによるから一概に言えないんだけど、当時の管理職は、結構前衛的で1年目から「ガンガンやりなさい」、「遠慮なくやりなさい」と言ってくれた人でして。まぁ、そりゃ京都で初めてコーディネーター入れるっているのに同意するくらいだからそれなりにアグレッシブだわな。

 とはいえ、1年目はうち自身も現場が分かってないし、否定的な人もおったしで、そこまで学校活動には関われなかったんよね。

 でも、今回の、このオンライン交流会の開催をきっかけに分かったのは、「手順を踏んでやってたら進まん」ということ。

 当時の管理職は、口頭で伝えたらなんでもオッケーな感じの方だったので、文書作成したり、位置づけをはっきりさせたりとかしなくてもよかったし、なんだったら事後報告で「○○することにしました」というのでもOKしてくれる人だった。

 今思えばかなりガバガバな管理体制なんだけど、だからめちゃくちゃ動きやすかった。

押さえるところは押さえろ

 とはいえ、やっぱり組織だし、生徒を巻き込んであれこれやるには、先生の協力は必須。だから現場の先生方の承諾を得たり、ニーズにハマることかのリサーチも結構大事。こういうのを経て、学校現場であれこれするためには

 ・ 管理職の許可

 ・ 現場の先生方の同意

 の2つを押さえることが大事だとわかったのもこの年。当然と言えば当然なんだけどさ、そもそも現場の先生方と突っ込んだ話を出来る間柄になるってことがそもそも大変だった1年目だったからさ。話しかけるのもちょっと勇気いる、みたいな時期だったりしたわけで。

 現場の先生方、忙しそうだしね。基本。お声がけするの非常にはばかられるんだよね(^^;)

 ちなみに押さえる順番は、管理職➡現場、です。言質でもいいから。

 現場であれこれ進めようと思っても、最終的に「管理職はなんて言っていますか?」って聞く先生が割と多い。だから先に管理職の許可を取っておく。その上で現場の先生に提案して、嫌そうな顔をされなかったら、企画を進める。なんかそんな感じであれこれ仕掛けられるようになった。

 仕掛けるときも現場の先生方の負担は極力かからないように、と思って、やれることは全部こっちがやった。

 とはいえ、情報共有してなさ過ぎて現場の先生方を戸惑わせてしまったこともあったから、ここら辺は反省点。

加速した2020年度

 ということで、この年は

 ・ 町長と生徒との意見交換会の実行委員会立ち上げ
 ・ 生徒と学校紹介動画づくり
 ・ 家庭科の授業の介入(織物業者さんや飲食店のオーナーを繋げた)
 ・ 修学旅行に行かなかった生徒に対して、町内修学旅行を提案・実施
 ・ 職員会議にて、高校魅力化に関する説明の場をセッティング
 ・ 推薦入試対策講座の実施+生徒の志望理由添削、面接練習にも関与
 ・ 生徒を地域のイベントにお誘い
 ・ 高校生が町の魅力を発信する広報部隊「よさの高校生広報室@みらい」を立ち上げ
 ・ 総合的な探究の時間において、地域の人たち(15組ほど)にインタビューする場をセッティング(オンラインにて)。

 と、まぁ、こんな感じであれこれやらせてもらえるようになりました。こんな日が来るとは1年前には思ってもみなかったし、生徒とやり取りが増えたことが本当に嬉しくて楽しいと思えたそんな2020年度やった。

 ザクっと書いたので、「いや、この取組に関してもうちょい詳しく!」というものがあれば、別途書こうと思いますので、遠慮なく遠慮なくコメントなりなんなりくださいませー。

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長谷川夕起/社会教育士&探究学習コーディネーター・元高校魅力化コーディネーター@京都府
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