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名取さなに会った日。名取さな1stLive「サナトリック・ウェーブ」感想

名取さな1stLive「サナトリックウェーブ」昼夜ダブル参戦してきました。
感情が全然まとめられなかった結果ガチで出遅れた感はあるけど、せっかくなので感想兼レポみたいなのを残しておきます。


本番までのあれこれ

ふ~ん。名取さなってやつ、ライブやるんだ。

今年のばくたん切っ掛けにじわじわと名取沼に沈んでいったオタクのため、ばくたんでライブ発表されたときはまだ
「お、すげーじゃん、おめでと!ネチケ買うね!(他人事)」
程度の温度感だった。

あれからチッタに行き、なすどに行き、過去曲を聴きまくり、歴代ばくたんを視聴し……気が付いたら立派なせんせえになっていた。
そのころにはもう、現地に行かないという選択肢は頭に無かった。

チケットは先行抽選で夜の部2階席、一般販売で昼の部スタンディングを確保。幸運にも人生で初めてチケット争奪戦的なのに勝ち、昼夜両参戦との運びになった。

ライブの心得配信

スタンディングどころか、人生におけるライブ経験のほとんどがコロナ禍の声出し禁止だったため、マジで直前まで相当不安だった。
「荷物はどうするの!?」
「声出しって歌声に被ったら○されるって本当!?」
「本当に見れるかな!?」

なので、マジで名取の心得配信は助かった。
具体的には(もちろん他人に迷惑を掛けないことは前提で)
「そんなにお行儀よくしなくてもいい」
という温度感を事前にイメージ出来たのがデカかった。
お陰でペンライトは頭より高く掲げちゃダメとか、声出しは歌声に絶対に被せるなとか、そういうのに過度にビクビクしなくて済んだ。

空気読みでコールするのが一番しょうもないからね、と割り切るきっかけをくれた一言

物販

9時から物販に並ぶ。
並び始めてから買えるまで1時間くらい?
名取の昔の配信アーカイブを見ながら並んでました。
そしてマジで風が吹いたら風上のオタクからフローラルな匂いがして本当に面白かった。

グッズは新譜、買い忘れたラババンの他、2頭目のみちもち(念願の多頭飼い!)、なすどマウスパッドなどを購入。
なすど新グッズ本当にうれしい!また行くね。

一度拠点に戻って時間を潰してから六本木に戻り、入場時間まで待つ。
入場順的にガッツリ最後方になりそうで若干不安になりつつ、静かにその時を待つ。

そして、その時が訪れる。

昼の部

カウントダウン演出

名取 "アーティスト" さな!?

カウントダウン、ほ~~~んとにかっこよすぎるでしょ!!
配信では見えづらいんだけど、完全な暗転の中から名取がパッと現れるわけではなく、舞台袖から名取がステージ中央に上がってくるのが幽かに見える。
この後のMCパートでも見られるが、今回この「暗転を意図的に隠さない」演出が本当に素晴らしい仕事をしている。
そして、ショッキングピンクに染まる会場
鮮烈に映し出される"名取さなアーティスト"——

「サナトリック・ウェーブ」がどういうライブなのか。
いつもの「ばくたん」と何が違うのか。
それをたった10秒で印象付ける、本当に素晴らしい演出だった。

惑星ループ

脳がね
脳が焼き切れる音がしましたよ。
計2時間あるライブのたった開幕5秒ほどで、神経が覚醒するような、「血がぶわーーーーっと沸く」感覚を会場全体で感じた。
こういうライブで一曲目からボロ泣きすることあるんだね。

長い間「界隈のお隣さん」として、名取さながVtuberという世界を駆け上がってくるのを古参せんせえ達とは違う角度で名取の事を拝見していたので、名取さな=惑星ループの人というイメージはずっとあったし、名取のオタクになってからオリ曲以外で一番聞いてみたい曲の一つだった。
そういう様々な感情とライブのアドレナリンが渦巻いて、殆ど嗚咽で声が詰まりながら「トゥットゥルル トゥルットゥットゥル!」って叫んでた。
ちっちゃな夢が一つ叶ったような気分だった。

思考盗聴の方もね、させていただきました。ワイ

本当にいい言葉

ファンタスティック・エボリューション

そうだよね、そりゃそうだよね。
この曲やるならライブ序盤だよね!
振り返り配信で名取も言ってたけど、この曲自体が「ライブ序盤でスイッチをバチンと入れるための曲」みたいなもんだからね。

6月にこの曲が公開されてようやく、「あ、1stライブってマジで"ライブ"やるんだ…」と実感湧いてきた人も多いはず。
本番でもバッチリと最高の仕事をしてくれた最高にブチ上がれる曲。

PINK,ALL,PINK!

うれしい~~~!!

だって!ばくたん行ったことないから!!
なんか全然情緒が無い例えになるけど、感覚としては
「これインターネットで見たやつだ!スゲー本物だ!」
に近い感情なのかも。

それはもちろん冷やかし的な意味じゃなくて、今まで他人事として「名取のオタク達、いっつも幸せそうだよな~」(まじで外から見る名取のオタクってそういうイメージだった)って見てた景色の中に自分がいるんだなって言う感覚というか。
「あ、俺って名取さなのオタクになったんだ」
PAPのコールには人をそう思わせるような一体感の魔力があると思う。
馴れ合わずして"群"の歓びを知るような。

だじゃれくりえいしょん

楽しすぎる~~~!!!

この曲地味にコールが複雑で、ふだん聞きこんでても(どっちだっけ…?)ってなるから不安だなーって思ってたんだけど
そーーーんなこと気にせずにノリで楽しんだ方が大正解!
コールめっちゃ間違えた!!ワハハ

巨大さなちゃんねる王のビーム攻撃にビビる名取おもしろすぎてアーカイブめっちゃ見返してる。

フロアの支配者

アニマルま~る

私が5月になすどバスツアーに行くと決心した理由の一つは、この曲を最速で聴きたかったから。
その後、最高~~~にかわいいMVも公開され、本当に思い入れのある曲になった。

実はサビ前~サビのダンスを踊れるが、成人男性が公共の場で躍るには若干可愛すぎ  周囲に迷惑をかけないため、サイリウムの振りでちょっとダンスを表現するだけに留めた。
踊った人、偉いと思います。

MVもダンスも、全てがかわいい

ごほうびトキメキモード

もごパ2、まだアーカイブ化されていないから見られてないんだよね。だからこの曲をCD音源以外で聴くのはこれが初めて。
「いただきます!」大合唱気持ち良すぎたけど冷静に考えるとオタクの全身全霊の"いただきます"はちょっとシュールで面白いかも。

わたしたちのクエスト

ブルアカ曲、予想外だった
そりゃ許諾取りやすいだろうけどさ!
この曲こんなにライブ向きの曲だとは思わなかった。ゲーム開発部、最高!
ブルアカのイメージでサイリウムは青にしたけど、緑・ピンク・橙などにしている人もいて、「正しい」となった

ノーゲスト、イン、ザ、テアトロ。

本当に素晴らしい曲。
騒ぐような曲でもないので、ただただ感動しながら舞台上の名取を見つめてました。

曲の感想は私の歌詞考察記事 ↑ に託すとして(宣伝)、この曲で初登場した今回の私のお気に入り演出を

謎モノリスくん初登場シーン

この曲の後半から終劇までステージ上に鎮座していたこの謎モノリスくん、曲の雰囲気に合わせて色を変えたり、リズムに合わせて明滅したり
ステージという無機物の空間に表情?というか"感情表現"のようなものが乗っかって、没入感がグッと上がった。
ライブ後半の演出MVPだと思う。P?
この曲の虹色は、名取の中に渦巻く様々な感情を表現しているのかな、と思っている。

オヒトリサマ

まだ足りない!もっともっとやれますか!!
オッケー!聴いてください、『オヒトリサマ』ァ!!!

名取さな:サナトリック・ウェーブ

MCから曲への入り方ロックバンドがやるやつすぎるだろ
かっこよすぎ~~~~~~~アーカイブで一生ひゃだっちゃう。
他の曲に優劣付けるわけじゃないけど、個人的には3ヵ月連続リリースの3曲の中で一番好きな曲。
ステージ照明、演出は全部真っ赤。観客たちのサイリウムも当然のように全員真っ赤。
だよね、わかる~~~~~~~
推しに渾身のブーイングを浴びせる実績も解除。気持ちええ~~~

モノリスくんも怒っています。

アンハッピーリフレイン

本日初の存じ上げない曲だったけど、滅茶苦茶かっこよくてブチ上がれたので全然問題なし!(終わってからwowakaさんの曲だと知った)
オヒトリサマに続いて"怒り"を爆発させたようなゴリゴリのサウンドで、バンドアレンジ&生バンドの迫力を一番実感するゾーンだった

八月、某、月明かり

これも知らない曲、
だったけど、東伏見だの小平だの元生活圏だった地名が出てきて一瞬ドキっとして、すぐに「ああ、ヨルシカの曲だな」とわかった
(あの辺が聖地だと当時のご近所さんに聞いた)
この曲自体は初見だけど、ヨルシカさんの音楽が"創作の苦しみ"というテーマに沿って進んでいる事は漠然と知ってたので、なんとなくテアトロとリンクするような悲痛な悲しみややるせなさ、挫折を歌った曲なのだなと言うのは聴きながら理解できた。

テアトロ・オヒトリサマ・アンハッピーリフレイン・八月某月明かりと、「負の感情を音楽にぶつけて消化する曲」が固まっていて、このブロックのテーマというか意図みたいなのが読み取れる気がした。
それってロックじゃんね。

ラババン、東伏見の高架橋だよ…(いって来た)
近くにいたヨルシカのオタクさん、名取のラババンです。
仲間だと思ったら急に知らないグッズ取り出してビビったよね。ごめんね…

ソラの果てまで

そして、恐らくテアトロと対というかアンサー的な位置にいると思われる「ソラの果てまで」が初披露される

作詞の名取さなさん。
なんと歌も歌えるらしい。すごい!

個別の考察記事に出来るほど歌詞の読解が出来ていないのだが、私はこの曲を「これからもお前らに"名取さな"を発信し続けるぞ」っていう、表現者・名取さなとしての意思表明だと解釈した。
みなさんは?

これは世迷言。
最近はブルアカPVでシッテムの箱から夜空を見上げるアロナの情景なのかも?と思ったり

パラレルサーチライト

うれしい!!!!
だって名取の曲で一番好きな曲だから!

ここの手ぶんぶんほんまに好きだからサイリウム振れてうれしい

私が歴代ばくたんの裏テーマだと勝手に思っている、「名取さなが"名取さな"を肯定する、自己肯定の旅」というナラティブ
その終点ともいえる、「私は私を愛していいんだ」という幸福に満ち溢れた、本当に大好きな歌

息が詰まるような、己の内面へと問いかけ・対話する曲が続いた後の、底抜けに明るい自己肯定の曲
さすがにカタルシスが止まらない。花火に合わせて脳汁も飛び出る。

ラスサビ転調で特効花火やるの正解すぎるでしょ!!!!!!!

足跡

まあこの曲はライブの締めに作られた曲でしょう!
そりゃ締めに使うよ!!
この曲、ライブ以前はこれまでの名取の活動を改めて総括する、過去を振り返る曲だと認識していたんだけど、新発表された2曲を加味して考えると、さらに未来から現在を振り返っている曲なんじゃないかなという気もしてくる。
テアトロで描いた迷いや葛藤も
ソラの果てまでで決意したこれからも前に進み続ける意志も
未来にはきっと、「すべてが私を成す足跡」だったと胸を張れるようになるそんな曲なんじゃないかなってちょっと思ってる。

モンダイナイトリッパー

アンコール!!
そういえばこの曲やってないじゃん!!

この曲の考察は今更だし、MV監督の大橋さんがご自身のブログでかなり詳細な解説をしているので特に私からは言及しないけど、単純にライブでブチ上がれる曲という意味でもめちゃくちゃ優秀だね。
大声で「3・1・6!」をやれたのも嬉しい

ていうかさ、ライブTシャツ可愛すぎじゃない!?

もしライブで本当に制服スカート+ライブTがお出しされたら青春すぎて気絶するかも

引用:ワイのブルスカ

まさかの白ライブT&リボンアレンジがお出しされるとは……
肩口のアレンジのリボンもちょっと可愛すぎるな……
そして、ポニーテールにしてすっきりとした顔周り~首筋の輪郭が、本当~~~~~~~~に白Tシャツに合う!良すぎてしまっている恐れあり。

今回は辛口評価で10000000点とさせていただきます。

同じクラスのライブT名取さんとの存在しない青春を思い出して勝手に胸が苦しくなっている感傷マゾヒストのみなさ~~ん?

俺もだ・・・・・・!!!
何もかもが眩しすぎる

美少女すぎて生活に弊害ありそう
名取がアイドルだとは言わないけどさ、
少なくともアイドルオタクになってから自分のかわいい見せ方とか吸収してるよね

いっかい書いてさようなら

正直、この曲がアンコールも含めた大トリを務めるのは若干予想外だったかも

遅ればせながら名取さなを"再発見"したばくたん2024
「名取さなって元気曲のイメージだったけど、こんなしっとり曲も似合うんだ」
3月の時点ではそう思っていたはずなのに、今や当然のようにロックやバラード、いつもの元気な曲、可愛い曲、あらゆる曲を歌いこなしてる

銀テ越しに、確かに名取さなの足跡が見えた。

夜の部

夜の部は流石にダイジェスト

今回手紙を書く予定はなかったんだけど、昼の部が終わった衝動でそのまま六本木の文具屋に手紙を買いに行き、時間がないので一発勝負のカスみたいな文章の手紙を書いた。
名取ほんとごめん次はちゃんとしたの出すね

ライアーダンサー

インターネットで見たやつ!!
と言っても1度聴いたことある程度なので、サビのコールはノリで合わせた。

ステージの歌詞表示がちょうどコール誘導になってて、かなりわかりやすくて助かった

私論理

マジか…いや、マジか!
観測者を名乗れるほど神椿を追いきれていないが、初期花譜の曲なら割とわかるぞ!
私論理は初期花譜の中でもかなり聴き込んでいた曲だったのでマジで最高だった。
ワン・ツー・スリーのコール、少なかったけど恥じずに堂々とやったら2番で周囲の人が察してやってくれた。嬉しい。
でも2番ってウィスパーだからコールしていいかどうかちょっと悩んだよね。梯子外してごめん……

夜を待つよ

これもふわっと知っている、すいちゃん×イノタクの曲
改めて聴いてもイノタクすぎるだろこの曲
おしゃれ曲が続いてチルい感じのライブになってきた!

𝘾𝙝𝙞𝙡𝙡

オドループ

チルいライブになってきたと思ったら…?

オドループだあああああああああ!!!!!

この時の会場の爆沸き具合と言ったらもう凄かった。
ブルアカミームでも使われてるので、元からの知名度にプラスして名取ファンのあいだの知名度は相当ありそう。
こんな時に限って2階席なの悔しい!って思ってたけど、隣の同行者(名取より前の友人なので馴れ合いではない)が踊りに合わせてサイリウムを上げ下げしていて、天才天才天才!!と思いながらマネした。

うさちゃんせんせえの華麗なダンスに爆沸きするフロア

弱酸性おしりブレイク(?)

お前本当に言ってんの!?!?
太鼓「ドン、ドン、ドン
あ、ほんとぉwwwww

しゃーねーな。アソーレ!!

さすがに、さすがにバカでしょ!!
ライブで曲中断して別の曲がカットインしてくるの前代未聞すぎてゲラゲラ笑ってた。

でもひとつ言わせてくれ
どうして2階席なんだ!!!!!
こちとらおしりぷり音頭完コピしてきたんだぞ!!!!!
踊らせろ!!!!!!!
次の機会、待ってます。

アマカミサマ

マジ!?!?
その、あんま言えないけどさ…原曲お目にかかれるのは当分先だと思ってた…
(追記:よく考えたら原曲解禁はリゼ様が1月にしてました)
わ、嬉しい〜〜かわいい〜〜
そしてこの時にアニメーションがアニマルま〜ると同じ方と同じだと知る。マジでデフォルメかわいい天才

面影ワープ

知らない曲だ!と思ったらサビめっちゃ聴いたことあった
同行者が「あんなの老人オタクの炙り出しだろ」とキレていた

オヒトリサマ

これからも胸を張ってなすどに行きます。
だって僕らは独りだから……

アンコール

「ありがとうございました」

いくらなんでもオタクを信用しすぎだろってくらいそっけない幕引き。
おい名取!ここでアンコールしなかったら俺たちはとんだフェイク野郎だろうが!!!アンコール行くぞ!!!

さなのおうた。

やったぜ。
この曲もよく聞くとコールがかなり複雑なんだけど、ライブのテンションで完全にぐちゃりました。ノリでいいんだよノリで
もうみんな散々言ってるけど「わたしここまでこれたよ」でMVの名取と現実の名取がリンクして、もう、もう……

本当にこんな所まで来ちゃったよ。すげえよ。

足跡、そして終劇

本当に最後の最後の一曲、やっぱこの曲だよね~~~
曲の途中からちょっと涙声になっていたのを見逃さなかったぞ。

そして、ラスサビの跳びポで銀テープ!!!
昼に1階席から見上げた銀テの雨も素敵だったけど、2階席だと配信と同じように銀テ越しに輝く名取が見られたので、拾えない分しっかり目に焼き付けた。

思い出はエンコードで消せない。
さようなら、またインターネットで。

さっきあんなにもあっさり退場していったの、やっぱり嘘じゃん。
本当は誰よりも名残惜しくて名残惜しくて仕方ないのは名取なのに。
まだ終わりたくないと最後まで未練がましくステージ上でじたばたする名取、総じて楽しいセトリだった夜公演で一番涙腺に効いたかもしれない。

私たちがステージ上の名取に「一生忘れられない瞬間」を見つけたように
ステージから見た名取だけの景色も、名取にとっての「一生忘れられない瞬間」だったらうれしいな

終劇

1st liveは一度きり!
名取に会いに来てくれてありがとう!!最高の人生、最高の一日!!

名取さな

おい名取!ライブってのは何度やってもいいらしいぞ!
最高の一日、またやろうな。


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