2.10月例会:JC入会の直接のきっかけ(2016年10月)
JCメンバーのアテンド力にビビる
そんなこんなで、ようやくJCとのつながりを得て、やさしいメンバーの方(以後Yさんとします)にわざわざ会社の近くに来ていただき、JCの説明をしていただきました。
どこの誰かもわからない人間に、自分の仕事で得になるわけでもないのによく来てくれるなあと、感心してました。
(でも、この時アテンドしてくださったYさんとは、今でもよい関係でいてもらえています)
このYさん、とても物腰柔らかで警戒心を抱かせない方なので、僕はつい調子に乗ってしまい、
「僕は物おじしないので、入会したらガンガン行かせてもらいますよわははは!」
みたいなことを口走ったような気がしないでもありませんが、忘れました。
末端の会員ですらこのアテンド力、JC恐ろしい子…!
正直僕が所属していた他の団体や自社ではここまでしていなかったので、結構衝撃を受けました。
JCの年会費について
Yさんいわく、東京JCの年会費は、30歳を超えると年間18万円、25歳~29歳まではその半額の9万円(年の途中で入会すると、入会月によって割り引かれる)とのこと。
ようやく費用のことがわかりました。
正直「う~ん、高いな~」と思いました。会社ではこの手のお金は出ないので、完全自腹です。
しかし、入会しないとノウハウも人脈も手に入らないので、とりあえずさっさとJCメンバーになりたかった僕は、まあどうにかなるかと、会費の件はあまり深く考えず、入会までのプロセスを聞いていきました。
どうもJCメンバーになるためには、
・サポーターと呼ばれる保証人(現役メンバー1人以上)2人が必要
・入会ポイントと呼ばれるポイントをためる必要があり、それをためるには委員会・例会に出席する必要がある
ということがわかりました。
そのため、Yさんには、すぐに直近の委員会と例会の日程を教えてもらい、10月例会に出席することになりました。
例会(東京JC全体での共有イベントのようなもの)に参加し、東京JCの力を肌で感じる
あれはたしか、有楽町マリオンの上にある朝日ホールだったと思うのですが(間違っていたら超ごめんなさい)、同友会ではあまり使うことのない豪華な会場にビビりつつ、会場エントランスに入っていきました。
会場ではいつも癒しの笑顔で迎えてくれるYさんにやっぱり癒されながら、けっこう分厚い入会資料と名前の書かれたカードを渡されました。
この名前カード、非常によくできていて感動したのですが、ジャケットのポケットに入るよう、名前が書かれている箇所の下の部分が細長くなっています。
名刺を入れるタイプの名前カードでは名前が小さくて見えませんが、こうすることで名前も大きく書けるため、お互いに助かります。
こういう小さなところにも、JCのおもてなし・アテンド力が発揮されていて、このころにはすでに、JCってすごい組織なんじゃないかと感じていました。
そしてついに例会がスタートしました。
ちょっとテーマは忘れたのですが(オイ)、その時は東京JCのOBで、衆議院議員でもある平将明さんが、今の日本経済について講演し、その後識者とともにパネルディスカッションをする、という内容だったと思います。
僕はこの例会に参加したことで、JCに入って間違いない!と思ったのは、下記の2点によりました。
・会場の設えと例会開始OPムービーのクオリティ
・平将明さんの30分でかわる日本経済
まず、会場のりっぱさですが、こういうのは地味に大切だなと思いました。
もちろん、どんなに見た目が立派でも、内容がまずければ意味がありませんが、見た目が立派だと、まず力のある団体なのかなと思いますし、こういうところに気を遣えるということで、ブランディング向上には間違いなく寄与していると思いました。
生身の人間と同じで、見た目に最低限気を配れないと、やはり周りからの評価はそれなりになってしまうのではないでしょうか。
例会のOPムービーも、どうせクローズドな例会で使うのだからしょぼいんだろうな、と思っていたら、テレビで普通に使われそうなクオリティと迫力の動画が出てきて、初見の人はこれでかなり気圧されるんじゃないかと思います(ちなみにこの動画のクオリティは、2019年現在でも続いてます!)。
次に、平将明さんの日本経済についての解説ですが、ここですごいと感じたのは、本当に30分で、日本経済の本質的なポイントを解説されていて、その内容もとても腹落ちするものだったということです。
現職の与党議員なのだから当たり前だと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、現職議員でも自分の仕事を満足に説明できる議員さんは、少なくとも国会中継やインタビューなども見ていても少ないと思います。
その中で、実際にライブの場で簡潔かつ的を得た解説ができる人が、自分の出身団体であるJCのために登壇し、その力を披露してくれている、という事実が、この団体の力を証明していました。
「ここに入れば、間違いなく自分の将来にとってプラスになる!」
そう確信した僕は、そこから最速コースでの入会を目指すべく、今度は地区委員会と呼ばれるところに参加することになりました。
つづきます