自分で婚約指輪を買ってみた話
こんにちは。noteの下書きが溜まりすぎているお母さん大好き女です。
どれも途中までしか書けていなかったり写真の添付ができていなかったりで公開できません。
今回は、いつもの丸四角丸四角の見出し画像ではなく、お友達が描いてくれた見出し画像を使ってみました!ミケランジェロ作のサンピエトロのピエタ像がモデルです。色合いがやわらかい感じで表情も優しくてとてもお気に入りです。
さて、1月も半分過ぎてしまいましたが、皆さん年始のお仕事は落ち着きましたでしょうか?
私は最近珍しく残業をしたりしなかったりですが、今年も光の速さで有給消化しています。入社してから今まで有給消化率100%でやらせてもらっていますが、それでもあと100日くらい増えたら良いのに…と有給に思いを馳せています。(いつも本題まで長すぎ?)
今回はいつもと違った内容となりますので、興味ないわ~という方は優しくページを閉じていただけますと幸いです。
ということで本日のタイトルはこちら!
自分で婚約指輪を買ってみた話
もうかれこれ1年以上前、ことの始まりは当時お付き合いしていた彼氏からのプロポーズ。
私はとあるホテルの一室で「結婚してください」と婚約指輪の箱をパカっとしていただいたことがあるのですが、いろいろな感情が混ざり合ってしまい、一度は婚約指輪を受け取るものの、最終的に相手へお返しし婚約を一旦保留したのです。(おい)
そしてその数週間後、ふと、「私、ダイヤの指輪ほしいし身に着けたいかもしれない。」と思ったのです。
母の影響か、元々ダイヤもジュエリーも好きで興味関心があったので、自分へのご褒美でほしいものの脳内リストには、指輪に限らずジュエリーがランクインしていましたし、その物にどんな歴史があるのかを調べるのも割と好きでした。(ほしいものリストあるよね…?)
気が早すぎるのですが、当時の私は既に婚約指輪としてほしい指輪の候補もある程度絞っていました。笑
思い立ったが吉日。その日からツイッターのジュエリー垢の皆さまが載せている写真をよく観察し、候補の指輪をとにかく検索し、最後はブランドの価格改定情報が私の背中を押してくれました。
お店へ行くと、価格改定前なこともあり混んでおりまして、少し待っていてほしいと言われました。
たぶん数分待ち、女性の店員さんに店内へ案内していただき、このシリーズのこれのこのくらいのサイズが欲しくて来ましたとストレートに伝えたところ、クラリティの異なる指輪を3つ持ってきてくださいました。
お店にこんなに在庫があることはあまりないのですが、こないだたまたまこちらが入ってきまして、今日みたいに選べる機会はあまりないですとおっしゃっていました。
3つの中で1つ、少しだけダイヤのサイズが大きくクラリティも高いものがあったので、迷うことなくこちらをいただきたいですとお伝えしました。
こうして私はパリ5大ジュエラーのショーメで、初めての一粒ダイヤの指輪の購入を果たすことになりました。(さようなら3桁)
婚約指輪を買ってみたというより、ブライダルラインのダイヤの指輪を普通の指輪として、自分で自分に買ってみたという言い方が正しいかもしれません。
最近は珍しいことでもないですよね。ジュエリーって本当に素敵ですもん…
(薬指ではない指にぴったりでしたので、その日に持って帰ることに!)
お会計と指輪の洗浄?の時間へと移るのですが、ここからの時間がとても楽しかったです。
指輪を綺麗にしていただいている間、もしよろしければと本を見せていただきました。
ショーメの歴史や作品(昔の貴族の方が身に着けていたティアラなど)のことが載っており、1780年にパリで創業後、間もなくナポレオンの皇后ジョゼフィーヌさんの御用達ジュエラーとなった流れなどを、ふむふむと読んでいました。
少しして接客していただいた方が戻ってきてくださり、お名刺を頂戴しました。お店が混んでいて忙しいにも関わらず、たくさんお話をしてくださり、お仕事の話や出張の話、店員さんおすすめの海外旅行先の話をしていたのですが、国内旅行の話で、店員さんが定期的に私の出身地へ訪れていることがわかり、私はついついおしゃべりマシーンになってしまいました。(反省)
私が先ほどショーメの本を真剣に読んでいたのを見ていらっしゃったようで(恥ずかしい)、日本語バージョンの在庫はないけれど英語バージョンならまだあるはずなのですがいかがですかと聞いてくださいました。ティアラの写真をまだまだ見たかった私は、ぜひいただきたいですとお願いし、英語バージョンの本を持ってきていただくことに。
すると、お店の方は、おそらく語学も堪能なお嬢さんだと思いますので、お家でじっくり読んでいただけると嬉しいですというような感じの言葉をかけてくださったのですが、
残念ながらそんなことはないので、英語が読めるお友達に読んでもらいますと答えたお母さん大好き女なのでした…笑
そうして、さらに綺麗になった指輪と対面し、お会計を済ませ、店長さんが最後に一言、「こんなお若い方がショーメを選んでひとりで買いに来てくれたことがとても嬉しいです!」
ええ~!こちらこそそんな嬉しいことを言っていただけるの?これが営業?営業なの?好きになっちゃうじゃない…!とショーメさんのホスピタリティ溢れる対応にもう感謝感激雨あられでした。
結婚がしたかったのではなくて、婚約指輪が欲しかっただけなのではないかと思った話はまたの機会に…
最後まで読んでいただきありがとうございました!
おわり