っぱ、本よ
天気
日差しが鋭い
気候
蒸し暑い。風はあるが熱風と化している
好きなものがなんで好きかって、アバウトに考えてるとキリがない。「それより似た、さらに良いものがあるのにこっちはなんで好きじゃないの?なんでこれが好きなの?」みたいな。
何かが好きって上位互換がないんだよね。でもなんで好きかを言い表せない時に「私はもしかしたら他の人より好きじゃないのかも」とか思いがちで。
じゃあどうしたら「これがあるから好きなんだ!」って自信満々に言えるようになるかというと、物事を出来事と結びつけたり、細分化して考えるのが1番なのかなって思う。
よく恋人同士で「私のどこが好き?」みたいな質問ってあるじゃん。それに対する正解ってなくて、「じゃあなんで私のことは好きなのにこっちは好きじゃないの?こっちの方がすごいよ?」みたいな、文章にできた穴を広げられがちなのよね。
この時に大事なのって、相手が納得するように理由をつけて述べられるかにあると思ってる。
例えば「前にこういうことがあったよね?そこであなたがやった○○を見て、やっぱりこういう対応をするのが素敵だなと思ったから」みたいな、相手との共通の思い出を引っ張ってきて言うようなことが大切なんじゃないかなと。覚えててくれたんだ、よく見てくれてるんだっていう嬉しさもあるから満足感があるし、十分な理由にもなって納得もできるんじゃないかなと思う。あと、「この人はこれが素敵だなって思えるんだな」みたいな、お互いの感性の擦り合わせみたいなものもできていいよねとも。
それを考えると、細分化するために多くの言葉を知ったり、相手に伝わりやすいような文章を書くって本当に重要なんだろうな。
これを身につけるのは一朝一夕では上手くいかないし、さまざまな体験を全部自分からしていかないといけない。でも多分、それを続けて身につけた頃にはもうおじいちゃんおばあちゃんになっている気がするのよね。
それを手っ取り早く、かつ習慣化して吸収できるものが本なんだろうなと思う。
本ってすごいよ。伝わりやすい文章の構成の仕方、その人の価値観や考え、一つの解釈を正しく読み解く方法、言葉のレパートリー(語彙)、その他専門知識が詰まりに詰まってる。これで約1500円とかだからテレビショッピング並みにお得。会話のように一度聞くだけじゃなくて何度でも見返して定着させやすいから、継続して勉強するのに最適なんじゃないかな。知識と時間がお金で買える、非常に良い趣味になりそう。
「継続は力なり」というけども、本当にそうだと思う。
でも一夜漬けも良いと思うんだよね。いや、勉強の仕方としては良いとは言い切れないんだけど、自分が一回の勉強でどれだけの情報を頭に入れられるかっていう、記憶領域への知識の浸透率とかがわかるよな〜と思う。結構わかりにくい文になっちゃった。
要は一夜漬けを作ることで「一晩だけでどれだけ味が染み込んでいるか(知識が身につくか)」を可視化できる良い機会だなって思う。だって一晩だけでも美味しいんだよね、一夜漬けって。
逆に定期的に麹を混ぜて漬ける漬物はどれだけ染み込ませても食べずに腐らせちゃうこともあるから、知識を詰め込んだけど発揮する場所がなくてっていうのは危険なのかなと思う。でも糠漬けはふにゃふにゃになっててさらに美味しく食べられるから「やっぱりこれだね〜」みたいにもなる。
どちらも良いものがあるんだねぇ。