#Day2 進撃のWEEK ~ビジネスモデルってどうやって作るの~
こんにちは!
ののかです。今日も勉強したことをアウトプットしていきたいと思います。
1. 経営者の定義と原則
あなたは、経営者と聞いてどんな人を想像しますか?
戸村光さんは
経営者 = 収益を上げ・人類の発展に貢献するもの
つまり、儲けるだけではなく、社会の役にたって初めて存在が許されるのだとしています。
そして、経営者の3大原則とは
・社会の役に立つことを約束すること
・企業理念と事業が結びついていること
・収益を上げ、税金を納めること
昨日のDay1では企業理念をつくり、今回のDay2は、それに紐づく事業を作る、そんなセッションでした。
2. hackjpnの場合
例を挙げると、hackjpnのミッションは「周りの人から幸せに」です。
周りの人から幸せに
それがhackjpnの存在意義です。
自分たちの愛する人が抱える課題を解決し、幸せにする。
そして幸せにできる輪を、自分、家族、社員、地域、国、地域と拡大することで人類の発展に貢献する。
hackjpnに人が集まるのはそのためです。
とても素敵なmissionだなと思ったのが、第一印象でした。
「幸せ」「愛」「人類の発展」「貢献」「人が集まる」
などの印象的なキーワードが読み手の目をひきますね。
そして、hackjpnでは、企業理念に沿った形で、
教育・メディア・投資領域で事業を展開しています。
育成:HUNTERCITY
評価:datavase.io
投資:NextRoundPitch
3. なぜその方向性になったのか?
SV-SHIP:シリコンバレーでインターンシップをマッチングするプラットフォーム、を始めたことが始まりだそうです。
・シリコンバレーでインターンシップをしたい人
・求職者を探している企業
この2つをマッチングするビジネスモデルです。収益の方法は、マッチングが成立したらお金をいただくというもの。
そして、事業を伸ばすためにやったことは、
シリコンバレーの成長している企業、CEOインタビューなどを行い、仲良くなることで「インターン先を紹介してくれないか」と相談したり、
伸びている企業に関する記事を上げることによって
こんな企業で働きたいと思ってくれるような求職者がが潜在顧客としてかき集められるかという思いで「シリコンバレー x 情報」というSEOで"hackletter"というメディアをされたそうです。
「シリコンバレー x インターン」
「シリコンバレー x 情報」
というSEOで1位を取れた後には、大手企業さんから問い合わせが来たそうで
企業のお願い:本部にレポートを毎月あげるのだが、その中で企業の調査をしないといけない。うまいことまとまっているから、転載権限が欲しい。
→ hackletterの取材記事に価値があるのか!(戸村光さん)
→ 「月額3000 +ドルでサブスクモデル、最低1年契約してください。そしたら自由に転載してもらって構いません。」(戸村さんの提案)
→ 「わかった。年間で360-400万円の契約をします。」(企業)
→ 契約が決まりました!
こうして、Y Combinator2019W Demoday Reportというビジネスモデルができました。
年間10000社を超える企業の調査を始め、
YAMAHA、経済産業省、JCB、Panasonic、Chatwork、Timesなど日本を代表する大企業が顧客となり、
一方で、企業としての限界を感じるようになった時に
まわりの人やユーザーが企業を分析する市場や、伸びている企業を書ける・レポートを作れるようなプラットフォームにしようと考えたのがDATA VASE.ioです。
このサービスでは、誰もが企業を評価できる機能があります。
もっと起業家のデータを集めたいと感じたときには、(どうやったら起業家がこのプラットフォームにやってくるのかな?)と考えた結果、
投資家のデータを集めよう。
そうすれば起業家は資金調・ファイナンスするときに、どの投資家がいいのかとても気になるので集まるに違いない。
と、投資家も評価できる仕組みを作られました。
資金調達中の起業家も、投資家の評価を見たいために自分の情報をアップロードするようになりました。
その流れは続き、資金調達したい起業家がこの案件に集まるため、この情報をうまく使えないか考えて次に作られたのがファンドXという事業会社の投資部門の運営をさせてもらう事業、セブンというエンジェル投資家コミュニティなんだそうです。
4. セッションスタート!
Day1で作った企業理念を書き出して、その理念に紐ずくサービスを作ります。
・サービス概要は3行で
・どんな問題を解決する事業なのか
・何をどのように解決するのか
・なぜ、あなたが今するべきなのか
・その事業が成長する戦略が何なのか
を書いていきます。
↓ の写真は、私が考えたものです。
戸村光さんのインターンシップの事業のお話では、
我々のプラットフォームを通さないとインターンシップを見つけられないというところまで持っていくことが戦略だったそうです。
次に、サイトを設計する上で考えることです。
・どのような概要なのか、簡単にシンプルに分かりやすく
・どういう人におすすめなのか
・サービスで得られることは何なのか
・価格設計はどのように作るか
を考えます。
Mindmeister.com というオンライン型マインドマッピングを作るのもオススメです。
・コンセプト
・キャッチコピー
・タイトル
・ターゲット
・売り出し方
・コンテンツ
・目標
・次なる目標
・競合調査
・そのサービスを通して学べること
を、どんどん言語化していきます。
当時働いている会社の社長さんからアイデアをいただくのもOKなようです。
あなたも、これを参考に事業を作ってみてはいかがですか。
5. 事業をつくる上で必要となる概念
ビジネス検証において必要なものは以下の通りです。
・将来性
・収益性
・成長性
・優位性
・継続性
この5つの項目に対して、「現状」「改善案」を書き出します。
そして、ペルソナをしっかり設定することも大事です。
自己紹介スライドのような形で、以下の項目を1枚にまとめて作成していきます。
・顔写真
・氏名
・出身
・住所
・所属
・収入
・財産
・家族
・プロフィール(性格・強み・弱み・座右の銘)
自分自身をペルソナにすることも、可能です。自分が当事者なので詳しく分かりやすく記述できますし、実際に存在する人なので良いです。
私は、過去に何度か似たようなお仕事を単発や無料で行っていて
神戸の中小企業「夜空」さんとは、SNSコンサルティングのお仕事を3度ほど1時間3000円のZOOMでさせて頂いた経験があるので、
今回はその相手の方をできる限り思い浮かべてワークを行いました。
6. ペルソナの人たちに売り込むには
ペルソナの人たちは明確にできたけれど、どういうふうに認知をとり、リード顧客をどういうふうに取得するのか、どのように商品(おとり・本命商品)を売っていくのか、まだわからないですよね。。
それを今から明らかにしていきます。
顧客成長の法則というピラミッドをご存知ですか?
一番下が「認知」、一つ上が「リード顧客」、その上が「おとり商品」で、頂点が「本命商品」になります。
下から上へと一つずつ上がっていくイメージです。また。それぞれの意向数を分解・設計するのがKPIです。
いきなり本命商品を売るのではなく、
・認知をとるためのメディアの仕組みづくり
・ターゲット層の集まるミートアップイベントにスポンサーとして参加し、リード顧客の獲得
その上で、おとり商品、そして本命商品に転換していきます。
1回サービスを使って頂いた:お客様
2回:リピート顧客
3回:ファン
4回:信者
5回:伝道師(友達にこのサービスがいいよ!と伝えます)
まずは、ファンになっていただくところを目標に頑張りましょう。
そして、いかに認知を取ったお客さまを伝道師にするかが重要です。
7. ビジネスモデルの構築法がわからない時は
ビジネスモデルなんて構築してもやり方がわからない人はたくさんいるはず。
じゃあ、起業家はどうしているのかというと、簡単に言えば
アメリカで伸びているサービスをパクっています。
タイムマシン経営と呼ばれるものです。
海外の市場にめちゃくちゃ詳しくなって、
海外の伸びているサービスを日本でやる。
それが、日本でサービスをヒットさせる秘訣です。
でも、いきなり分析しろと言われても‥ なんて思った、そこのあなた!
アメリカ・世界で伸びている企業市場を分析する会社は、この戸村光さんが経営されている会社なんです。
年間10000社を超える分析をしているんだとか。
私は今回
IoT、ヘルスケア、フィンテック、自動車産業、AI、セキュリティ、ハウステック、フードテックなどの領域で200社分析したレポートをプレゼントされました!
ちゃんと読み込んで、明日を迎えようと思います。。。
長々となりましたが、ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました!
あなたの1日が最高のものになりますように。
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