感謝すること

最近寝る前に感謝の日記をつけているので、Zに感謝することも書いてみよう。

• 本をもっと読むようになった。
  彼が好きな本を読んで、なぜその本が好きなのか知りたかったし、同じ本を読んで感想の話し合いがしたかった。おかげで私も教養が少し増えたし、読書からしばらく離れていたのに、また本を読むようになった。

• 映画をもっと観るようになった。
  彼は映画が大好きで、とても詳しいし、賢い、知識がたくさんある。彼の映画の感想を聞くのが好きだったし、映画を見て感想を話し合うのが好きだった。
  おかげで、映画館の心地よさに改めて気づいた。子供の頃から映画は好きだったけと、本当に「映画館」という空間が好きなんだなって気づくことができた。

• 映画の新作をチェックするようになって、生活の楽しみが増えた。

• 歌うことが楽しかった。彼がいつも一緒に歌ってくれていたから、自分も楽しく歌おうって思ったし、もっと丁寧に歌おうと思った。曲の良さや、メッセージ性を聞き手に伝えようと意識するようになった。

• 自分の承認欲求を改めて自覚して、このお別れを通して、もっと自分のことが愛せるようになった。離れてくれたおかげで人生がもっと生きやすくなった。

• 「時には、絶縁も必要」ということを学んだ。彼との絶交のあと、私は今まで曖昧にしていた関係を見直して、手放した。無理して仲良くする必要はなかったんだ。

• 今の自分と関係を繋いでいてくれている人たちにもっと感謝の気持ちを持つようになったし、感謝の気持ちで接するようになった。

• 今までの人生を振り返るきっかけとなった。危機な状況に置かれて、今までの過去の経験を全部引っ張り出してどうすればいいか考えていて、「あのときのあの人はこういう気持ちだったんだ」と気づいて遅ればせながら心より感謝することができた。

• 私に会うために時間を割いてくれる人にもっと感謝するようになった。そして、今までの自分を許してくれた人たちにもっと感謝するようになった。人は完璧ではない。

• 瞑想するようになった。絶交の後、本当に苦しいしんどさをそのまま受け止めて流すためだったけど、瞑想のおかげで普段ならのイライラも減った。

• 痩せた。本当は彼に会うことを楽しみにしていて、食事と運動をしていたんだけど、結果的には自分の見た目がもっと好きになった。

• 今後どんな相手とも、「仲良くしたい」というゴールがあれば大丈夫という確信ができた。これはちょっと周りからの意見もあるけど、「そんな人とここまで関係続いていて、仲良くできるってすごい頑張ったと思うし人類愛だと思う」って言われて、確かに私わりとそうかも、って思った。

• 私と合わない人の特性がはっきりわかった。hot and cold behaviorと一貫性のないことや、いきなり怒って優しくなることは、私が不安を感じやすい。自分を棚に上げる人のことはやっぱり苦手。正論を言うことは、私のチャレンジ精神に火をつけて、正論言いたくなる。楽しいし、正論とか理屈っぽさは今でも好きだけど、やっぱり人間関係は正論が全てではない。

• 家族にもっと優しくなった。実家に住んでいて、いつもご飯が出るのが羨ましかった。私は家族と離れているし、今後実際会える時間が限られているから、普段から優しく接しようと思った、

• 周りの人からの愛に気づけた。私が苦しんでいたり、悲しむところが見たい人は誰もいない。

• 心理学の本や公演をたくさん見るようになって、いい勉強になっている。

• 瞑想の続きで、人への感謝の気持ちが増えて、仕事をするときにも人に優しく接して、もっと穏やかな気持ちで仕事できるようになった。

このぐらいかな。でもこのままブロックしとく。よりにもよって、私が苦手な人とじゃれあっていて、私が彼としたかったことをしてるのが今の自分には目に障る。羨ましいんだろうね。でもかといって、彼の歌がそこまで好きだったかと言うとわからない。「彼」の歌だったから好きだったけど。

幸せを心より願うことはまだできないし、無です。