やれんのか座間味島プロレス
ありがたいことにオファーを頂き沖縄は座間味島での試合が。
まずは沖縄本島へ。
季節外れの台風が発生し毎日数時間おきに台風情報をチェックする日々が続いていたが、ひとまず那覇へ向かうフライトは定刻通りに運行。
無事に那覇空港に到着し、今回のイベントのコーディネートしているスポルティーバ斉藤オーナーと合流する。
この日のミッションはリングのトラックへの積み込み。そして今回使うリングはなんとネーブルカデナに常設されていたリング。
いまは琉球ドラゴンプロレスはこのリングを使用しておらず、ずっとネーブルカデナに保管されているという。
レンタカーとトラックを借りて58号線を北上。懐かしのネーブルカデナへ。
ネーブルカデナ内のガレージには保管されていたリングが。懐かしい。写真撮り忘れた。座間味島で設営したら画像をお届けします。
自分が嘉手納に住んでいた頃に購入され届いたがとにかく重い!!通常のリングよりも一回り広い。サイズとしては総合格闘技のリングなのかな。
最初に設営した時には組み立て方法も日本のものとは違っていて四苦八苦したのを覚えている。
まさかまたこのリングと再会することになろうとは。
保管状態もよくトラックもガレージの目の前に止めれたのでスムーズ積み込みできた。
グッジョブ。
せっかくネーブルカデナに来たのでかつての琉球ドラゴンプロレスのホームであるネーブルカデナアリーナを探索してみることに。
正面から回ろうとするも建物の1F以外は全てが空きテナントに。2Fにあったゲームセンターも封鎖されており、停止しているエスカレーターを昇り3Fへ。
中を覗き込んでみると
ガランともぬけの殻となったアリーナを見て色んな思い出が頭を駆け巡る。
旗揚げ戦やビッグマッチはもちろん、この会場に作り上げた巨大おばけ屋敷で選手みんなで働いたあの夏を忘れることはないだろう。あの夏、合宿所で飲むKIRINの「澄みきり」というビールは生涯で最高の味だった。
地の食材を扱う市場と食堂は営業していたが、建物の老朽化と空きテナントはかなり進行していた。
裏の海岸との間にあったバスケコートなどの敷地が更地になり工事していたがもしかしたらここに新しく複合施設でも立てて、いよいよネーブルカデナの歴史に幕を下ろす時が来てしまうのだろうか。
もしそんな時が来るのなら、その時はどうか、またみんなで集まってもう一度ここでプロレスをやりたい。
合宿所が海岸沿いだったので、暇な時はこの道を散歩して缶コーヒー片手に夕日を眺めながらボーッとしていたなぁ。青春の1ページ。
この日は那覇に戻り1泊。
さぁいよいよ明日は座間味島へ。
のはずでしたが…
続く