汕頭旅行記7 -1泊2日の24時間観光①-
さて、8/14日曜。張家界から家に戻ってきたのが14時頃。
おさらいは以下リンクから
荷物を置いて、15時にまた家を出て中心地へ。今日は汕頭にお客さんが来るのです。
35℃超えのあっつい時間。アイスの誘惑を我慢してホテルのロビーで待ち合わせ。
…でた! はやたつさんだ!!
先日、仕事で一瞬日帰りで初来汕だったようだけど、今回が初の汕頭観光みたい。
広州の自宅で、お手製料理を客人に振る舞う属性のある方。どれだけみんなここに助けられているか…。最近は出張シェフもやってるらしい。中国にいる日本人って、本当にいろんな過ごし方してる人がいるなあと思う。
私は観光ってあんま下調べしない方だけど、同じく特に予定立てないタイプみたいで、これも今まで汕頭来たいろんな人、それぞれ違いますね。ただ、みんな潮汕メシはマスト。
今回は16時くらいからで、とりあえず汕頭で一番観光地の小公園へ行きますか。
おなじみ小公園
毎回見るので、私の写真ちゃんと撮る度が落ちて雑になってきている。普段は用があるとこではないのでお客さん来た時しか来ないけど、写真右の建物は前まで工事中だったはず。一応変化はあるんですね。
そのそばの建物、中にテナント入ったんだーと思ったらゲーセン。歴史ある建物の再現の中身がゲーセン。節操ホントねえな…。
この小公園、表っかわは整えてるんだけど、すぐ裏路地に入るともう廃墟が並んでいる。むしろそういう建物の方が多い。最近、何やら路地名の書いてあるゲートが至る所に建ったんだけど、これちょっと見てよ。
わかりますかね、ゲートに写真貼ってんの。わー、キレイな街並みが奥にずっと続くみたいだねー 実際はこの奥は20mくらいですぐ行き止まりです。逆に、どうすればその発想になるのか。『しょうもなその場しのぎクリエイティブ』がこの国たくさんある。
ピカチュウのまがい物みたいなのもはやたつさんは撮って「ハオい」って言ってた。(「ハオ(好)い」って、日本語での説明が難しいので、各自調べてください。) ああ、はずかし汕頭…。
早々に、特に何も無い場所なのがバレたので、お腹空いたし蚝烙食べましょう
前にも来てるとこなので、店載せときますね
小公園観光の後でいいと思います。隣の麺屋も人気あるみたい
小吃もいくつかあって、海老のなんちゃらを注文したけど、来たものがメニューの写真とかなり違っていた。あっ、はやたつさん差分写真撮らないでください はずかし汕頭
はやたつさんは酒飲み。メニューにビールが無く、店員さんにビール無いか訊いている。そんな、メニューに無いなら…
店員「あった」
えっ
すげ、訊いてみるもんなんだな…。初回なのに裏メニューじゃん…。
でも実際、蚝烙はビールにぴったしなんですよね。
ごはん時になってきたので、ごはん屋さんが並ぶとこに移動。
ローカル度高い珠江路美食街
はやたつさんは私より中国来たのが半年くらい後なんだけど、いやー、私の方が中国語話せないな…。死了…。今回も客人にオーダーを任せる。
こういうところの店って、店の前に食材が並んでて、それを調理法指定してやってもらう、ってのが多い。ので、説明が必要になる。
はやたつさんの手法は、
①その店の名前を探す→②ネットの食べログ的なとこで料理写真を探す→③これください
なるほどね、ライフハック…。みんないろんなやり方あるんだなあ
私だったら、知ってる単語と指差しでブサイクに注文しちゃうな。調理してもらう店は、量が多く複数人で来るのが普通なので、普段私は1人だから来ない。よく私が粿条すすったり腸粉かじったりしてるのはその理由で、1人でも食べれるからです。持ち帰りできるなら、今度練習としてトライしてみようかな…。
ただ、ちょっぴしは魚わかるのもあるんだ 下の、顎が外れてるみたいな怖い顔のは「豆腐魚」。豆腐みたいに身が柔らかい魚で、フリッターで食べるのが私は好きです。
今回は揚げたのと甘酢あえみたいな さっぱりしていい! そして豆腐魚もホロホロ
これは生腌。潮汕料理のナマモノ刺身シリーズの一つ、生の貝のヅケ。汁が血のように真っ赤な貝。実際味も結構血に近い気がする。
他の地域では日本料理屋以外でナマモノ食べることってまず無いと思う。あーっ潮汕っていいなー! いいなーーー!! 来たくなっちゃうなーーー!!チラッチラッ
ホタルイカ?? そのくらいの小さいイカの蒸し。身がフワッとしててやらかくて美味しい! 日本に無い潮汕珍しものを毎度探してしまうけど、こういうスタンダードなのもちゃんと美味しい。
細長い2枚貝で、殻も薄めで身もプルプルと柔め。結構よく見る。ちみちみと食べます。貝類食べると、蟹食べる時同様無言になるよね
ビールと合う…。写真撮ってなかったけど、路上のテラス席()です。ワイワイ周りも賑わう。私は昼ビールすることって少ないけど、それがカジュアルな人と一緒だと、いつでも気軽に飲んでていいですね。
「精酿」ことクラフトビールを
食後は、私の好きなクラフトビール屋さんへ。酒飲みは、中国でまずこの漢字を覚えましょう。
腹ごなしに2kmほど歩く。この区の中でも、結構ディープな繁華街にある。ビービーとクラクション鳴らして行き交うバイク。夏場は臭う狭い八百屋など、ごちゃごちゃしてる。はやたつさん曰く、広州にもこういう下町は無くはないらしい。でも結構郊外なんじゃないかな。汕頭はむしろこれが中心地寄りだからな…。
ビール屋は、以前春節の客人来訪で行ったところ。
カウンターの奥に醸造タンクがあったけど、この前行ったらタンク増設してた。店舗は少し離れたとこに新設。おっ、儲かってるのか? いいことだ
この店のいいとこは、サーバーから1リットルを瓶詰めして売ってくれるところ。クラフトビールが持ち帰れる。ちゃんと密封開け閉めできる瓶で、ラベル貼ってくれる。
保存期間訊いたら1ヶ月と言われ、2本買って帰ったけど空けるのに2週間持たなかったので、何の心配もなかったことがある。
はやたつさんは、安っすい…!!って言ってた気が。広州の店の値段を聞いたけど、確か倍じゃ済まなかったような。ここは数種あって、30〜57元。330mlもあるけど、リットルが基本なのでそっちはよくわかんないや
汕頭で、ここはあの人と行ったなあ、という場所がたまってきているのも嬉しい。
海外駐在の人と会うと話題にあがるのは、やはり日本へいつ戻るか、今後どうするかなどの話。年齢と共に将来のこと考えるね。やりたいことが何歳になってもあるってのは素晴らしい。
〜②へつづく〜
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