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汕頭旅行記6 -オラが街で観光できるのか①-

5/20〜/22。汕頭最多来訪者であるみまちんさんが日本に帰任になってしまうので、ききさんとラスト汕頭にいらっしゃいました。なんだか卒業旅行みたい
初日の5/20は、みまちんさんが単身前乗りで。

普通汕頭で観光となると、市の中心地である龍湖区、金平区がほとんどなんですが、今回は澄海区。マジで来んの? なんもないんすけど。どうしよ。

ここの場合は、潮汕駅からでも汕頭駅からとそこまで差がない中間地点。潮汕の方が便数多いんで、時間を刻んで今を生きる人はこちらのが便利かも。
ただ、バスが無くて4人の乗合タクシーかDIDIになります。前者は安いけどギャンブル要素が強い。みまちんさんは白タクを捕まえたらしく、105元って言われたと。乗合が30元×4人=120元くらいなので、まあ妥当かな
では晩ごはん食べに行きますか

老街と言われるあたりが一応栄えているとされてるエリア。そこまでシェア電動チャリをかっ飛ばします。
何度か来てるけど未食のもの。それは…

しゃこ

シャコの刺身。

アワビもムール貝も見える
はいこれ

日本の刺身のようなものではなく、タレのヅケ。唐辛子と醤油とニンニクと…というかんじ。シャコはある店ない店が分かれるので、事前に調べて行くといいと思う。
注文は言葉ができる人に任せ、その間私は無になります 地元なのになんもしねえ

バチンバチンと

シャコは注文してから食べやすいようハサミでカット。

あらー
シャコ
カキ
血蛤ってやつ

全部生。中国で生食は貴重。私も生のカキは汕頭で食べたことなかった。鮮度不安だったから。あー久しぶりの生牡蠣…!! おいしい…。
シャコは、殻で食べづらくて口の中痛いんすよね ジェネリックとしてエビでもいんじゃないかな
血蛤はちっちゃい貝なんだけど、本当に血みたいな赤い汁で血みたいな味がする…。ワイルド風味。
お腹がまだ埋まらないので、蚝烙食べに行きますか

腹ごなしに散歩しつつ店へ。

ローカル感 奥でテレビ見てる
でっけえフライパン
卵は後のせで焼く
あらやだー 下のは大根餅みたいなの

潮汕料理の中で、日本人の好き率が高い蚝烙。カキのもちもちなお好み焼きみたいなチヂミみたいな。過去の汕頭旅行でも何度か出ているかと思いますが、何度も出てくるのは美味しいからです。ビールに非常に合います。聞こえましたか、ビールに非常に合います。

焼いてる様子を物珍しげに2人で見てたら、「Japanese?」と、小学校低学年くらいの娘さんを連れたおばさんに声をかけられた。そこから始まる怒涛の流暢な英語。この区どころか汕頭市では、英語を話せる率が日本よりも全然低い。20代だとたまーにいるけど、年齢が上がるにつれて確率がどんどこ下がる。なのでめちゃくちゃ意外。しかも中国語訛りも無い英語。
なんでそんなに流暢なの!と言うと、インターナショナルスクールでっつってた。そして、旦那さんが4年日本で働いてたって言ってたような。wechat交換したので、勇気を出してお茶誘ってみようかな…。
まだ時間早いので、ビール飲み行くべ (ここまでもずっと飲んでる)

調べたら出たビアバー
雰囲気良さげ

毎度不思議なんだけど、酒処って客いつもガラガラなのに潰れないんだよね。なんで?? 
雰囲気とは裏腹に、ビールの種類は少なかったけど、

「KPIを受け入れない」 「批評を受け入れない」

いい名前だ…。
飲んでると、外でBBQしてるおねーさんが、串をテーブルに持ってきて置いてってくれた。後でお代請求パターン??と思ってたら、何度も来ては置いていく。したら、「520だから」と。この日は5/20、『我愛你』の日。中国では女性が520元をカツアゲ…じゃなくて、何かと女性が優遇される日なんですね。多分それでのサービスだったかと。うちらもう腹一杯で、結構ですって止めてんのに、聞こえてんのか聞こえてないのか置いていく。そこに串があるから。わんこそばか。

前夜祭的な本日はこれで終了。明日から三人体制。
果たしてこの土地で満足できるのか。不安は広がる…。

〜②へつづく〜

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