第二話!

確かに銃声だ!

不安が過ぎりだるい身体を起こす
頭の痛さは治っていない

地面に足をつけ
部屋の扉を少し開ける

L字の廊下になっていた

扉から顔をだし

あの銃声はなんだ?
誰か撃たれたのか?
撃った奴はいるのか?
ここにいたらどうなるんだ?
部屋からでて逃げたほうが安全なのか?

色んな考えが頭を過ぎる

怖い
ここに居るのが怖い

逃げ出したら

私も見つかり撃たれてしまうかもしれない

怖い
それも怖い

頭の痛さが神経を麻痺させたのか
私は部屋を出ていくことにした

壁に手を添え
壁伝いにL字の廊下の突き当りへ出た

そこには
受付のカウンター

その奥で
人が倒れている

あきらかに
死んでいる
撃ち殺されている

怖い!
なんで!
誰が!
誰か居るの!
逃げたい!

そんな感情が一気に押し寄せてきた。

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