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エプソムCと函館SSは初○○を狙う!?

 先週の安田記念は本命対抗さっぱりでした(笑)。気を取り直して今週はGⅢのレースを2つ、エプソムカップと函館スプリントステークスやっていきたいと思います。今週は展開から本命を簡潔に書いて終わりにしたいと思います。

エプソムカップ
◎6 ノースブリッジ 岩田騎手

 突然の雨で東京は重馬場になったようですが、レースのころには稍重でしょうか。個人的には渋れば渋るほど、ノースブリッジに展開が向くと考えています。最後の直線が長く終いの脚が使える馬に狙いをつけたくなるところだが、このエプソムカップについてはそういう傾向にはない。どちらかというと先行して残る傾向があり、かつ少頭数になるとその傾向はより高まる。コースの形態上、向こう正面でいったん落ち着き先行馬の脚が残るためではないかと考える。今回のメンバーで1,2番手濃厚はトーラスジェミニかノースブリッジだろう。左回りの2000mでは4戦して3勝、負けた1戦はスタートで壮絶に出遅れ逃げれなかったもので参考外。前走の東京2000mも逃げて完勝。そこから距離短縮はプラスでしかない。ノースブリッジより内に前に行く馬はいないので、出遅れなければ1,2番手を確保して最後の直線では先頭で粘りこみを図れるだろう。

函館スプリントステークス
◎13 ビアンフェ 藤岡佑介騎手

 斤量57㎏で嫌われている傾向があるのか、現時点では3番人気。前年は56㎏で逃げ粘り勝利。とはいえ昨年は札幌競馬場のため、同じ条件とは言いにくい。しかし、2018~2020年の3年連続で4角1番手の馬が連対している。今回のメンバー構成から、ハナを取るのはビアンフェになるだろう。競りかけてくる馬もいなそうなので、ビアンフェのペースで走れると見た。3歳馬の斤量が反則的に軽く感じるが、1頭は着内に来ても2頭飛び込んでくるイメージはない。古馬と初対戦になる3歳馬に人気が集中するようであれば、妙味があるビアンフェから狙うのがベストとみた。

 今週は2重賞とも1番人気に人気ほどの妙味はないと考える。エプソムカップのジャスティンカフェは実力的に重賞でも通用する力はあると認めているが、展開的に後ろ過ぎると届かない可能性がある。函館スプリントステークスのナムラクレアは斤量が50㎏と夏は牝馬が走ることから魅力的ではある。懸念材料と言えるかわからないが、洋芝の適正はあるのかは走ってみないとわからない。初の古馬との対戦、スタート3ハロン33秒台のスピードについて来れるか、試金石となるレースになりそう。
 エプソムカップの馬券は本命のノースブリッジからワイドか三連複、函館スプリントステークスは本命のビアンフェからキルロードに流して的中を目指したい。今回のエプソムカップはイノースブリッジの初重賞制覇、函館スプリントステークスはセン馬初の連覇を期待したいと思います。

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