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マイルチャンピオンシップは初○○を狙う!?

 先週のエリザベス女王杯は本命馬ウインマイティーは16着・・・。違う法のウインがきちゃいましたね。ライラックは拾えていなかったと思うので、ここは完敗でした。今週のマイルチャンピオンシップで巻き返しましょう。

 マイルチャンピオンシップは阪神1600m。エリザベス女王杯同様に、普段は京都開催だが、改修工事のため阪神競馬場での開催。阪神での開催は3年目。スタートしてからの直線が長いため、内外の不利はそれほどない。阪神競馬場は雨予報だったものの、午前中には雨も止んで馬場も稍重どまり。内枠が荒れるかなとも思っていましたが、午前中のレースを見る限りうちが極端に伸びないというようには見えない。外も伸びているが内で粘る先行馬も見れた。極端に内枠を嫌わなくてもよさそうだ。ただ今回のメンバー構成的に、ハナを主張する馬がいない。そして先行したい馬が大多数。内枠を活かしてウインカーネリアンか、そとからホウオウアマゾンがハナを主張するか。その後ろには、ダノンザキッド、ソダシ、ファルコニア。中団は出たなりでまとまった集団になりそう。最後方は出遅れ癖のあるマテンロウオリオン、ジャスティンカフェあたりになりそう。前目の馬が多いが、ペースはそこまで速くならず、スロー寄りのミドルペースになるのではないだろか。最後は直線での瞬発力勝負になりそうではあるが、4角で8番手以内にこれないと厳しそう。その位置をとれて瞬発力のある馬を狙っていきたい。

◎5 サリオス ムーア騎手

 現状3番人気。前々走の安田記念はタイム差なしのサリオス。前走はマイルではないものの毎日王冠をレコード勝ち。レコード勝ちの反動が気になるところですが、調教を見て反動はないだろうと判断しました。この馬のマイナス材料としては、ハーツクライ産駒がここ10年で馬券にすら絡めていないこと。ですが、それは8年間京都競馬場での開催のものなので、このデータを無視することにしました。逆にこれを嫌って人気しないのなら美味しいです。てっきりレーン騎手が乗るものかと思っていましたが、ムーア騎手が騎乗。過去に朝日杯フューチュリティステークスでの騎乗経験があり、その時も阪神1600mで優勝している。マイルチャンピオンシップは今回で3回目。一昨年は5着、去年は6着と着順を落としているが、今回は2年11カ月ぶりのムーア騎手とのコンビ再結成で、3度目の正直となってもらいたい。

 1番人気のソダシはマイルを4戦して4勝。うち阪神競馬場は2戦2勝とコース実績も抜群。ただし、その実績のすべては「牝馬限定」であることを忘れてはならない。前走、前々走も古馬相手にだと勝ち切れていない。2年連続で牝馬が勝っているレースではあるが、勝ったのはグランアレグリアであり規格外の馬。牝馬の実績はグランアレグリアを除くと、馬券内は10年でたったの1頭。アイドルホースとしてやや過剰な人気ではないだろうか。2番人気のシュネルマイスターは、このメンバーでも実績上位。前走はなぜ1200mを使ったのかよくわからないが、マイル戦であれば巻き返しはありえる。ただし1200mから参戦した馬は、連対しないと馬券に絡めていないので、ここでは抑え程度にしておきたい。上位人気馬以外で気になる馬は、ダノンスコーピオン。外枠ということでなのか、5番人気とやや人気を落としているが、NHKマイルカップでの優勝実績があり、前走の富士ステークスでは0.1秒差の3着。3歳馬の馬券内率はやや低めではあるが、自在性のある馬なので外枠は良い方向に向くかも。阪神1600mの成績がずば抜けて良い川田騎手も期待できる。あとはマイルチャンピオンシップはディープインパクト産駒が相性の良いレースなので、1頭だけ出走するファルコニアは怖い存在。近走大崩れもなくGⅠ乗り代わりの池添騎手、大外枠で12番人気なら、あっと言わせるような騎乗をしてもおかしくないので抑えておいてもよいだろう。
 今回はサリオスから期待馬に流して3連複を買っていきたいと思います。サリオスは勝てば古馬GⅠ初制覇。ムーア騎手との再コンビでマイルチャンピオンシップ3度目の参戦で初勝利としてもらいたい。

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