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金鯱賞は初○○を狙う!?

 今週は3場開催で重賞は金鯱賞とフィリーズレビュー。どちらも1番人気強そうですね。頭数が少ないレースですが、今回は金鯱賞の方を予想していこうと思います。今週も本命対抗を簡潔に書いて終わりにしたいと思います。

◎3 ジャックドール 藤岡佑介騎手

 絶賛4連勝中で勢いのあるジャックドール。重賞への出走はまだないものの、レースタイムをみても重賞で即通用するレベルにいる。前走白富士ステークスの勝ち時計1分57秒4は、エフフォーリアが勝った昨年の天皇賞秋を凌ぐ好タイム。それをステッキ1発でほとんど目一杯追われることなくマークしてみせたのだから、ポテンシャルは相当高い。そして中京は開幕週のため、逃げ先行馬が圧倒的に有利になるだろう。実際に過去10年を振り返ってみても、1角~4角まで3番手以内で進めた馬は、馬券内の30頭のうち12頭もいる。最内枠にショウナンバルディがいるため、単騎の逃げというわけにはいかないが、前を見る形で2番手追走し、最後の直線で抜け出して勝ってくれるだろう。GⅠを見据えてここはしっかり勝ち切ってもらいたい。


○4 ソフトフルート 岩田望来騎手

 今年の初戦として愛知杯に参戦。テンに置かれて後方からとなり、直線では大きく外を回らされることに。直線ではメンバー最速の末脚を繰り出すも、0.2秒差4着までだった。外を回した分のロスがなければ、勝ち負けは十分にあったはずだ。その後は牝馬限定の中山牝馬ステークスには目もくれず、得意コースの中京(3.0.0.1)で走れる金鯱賞へ。着外の1回も先ほどの愛知杯4着である。過去10年の血統背景を見てみると、「ディープインパクト産駒」の成績が高く、また「上り最速」も馬券内に来る傾向がある。どちらも該当しているが、現時点では9番人気と低評価。ここはかなり妙味があると考える。先日、初重賞制覇をした岩田望来騎手。重賞でのプレッシャーが減ったので、牡馬相手の別定GIIでも好勝負を期待したい。

 実力上位馬としてはレイパパレ。海外帰りではあるものの、このメンバーの中では最上位の実力があるだろう。気になると点としては、斤量が56㎏であること。牡馬であれば58㎏相当だ。馬体重が440㎏前後で、やや小柄な馬体のためこの斤量がどこまで影響が出るのか。人気はするだろうがここは軽視したい。
 3番手評価には、GⅠ好走のあるサンレイポケット、ステラリア、ポタジェあたりと考える。馬券としては妙味を考えて、今回の金鯱賞は本命対抗の2頭のワイドのみで楽しみたいと思います。

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