らぶずっきゅん

愛されたいってずっと思ってる。でもそれってたぶん恋愛じゃなくて、私を肯定してくれる、守ってくれる、信用してくれる、そんな、要は母親みたいな存在がほしいだけであって、っていうのもずっと知っている。愛されたいってつまりそういうことなんだろな。そこが満たされたら私はマジョリティになれるのかな。人から恋されたいって思って、恋したいって思うのかな。人にきゅんきゅん出来るようになるのかな。その場の状況に任せて甘い言葉を吐いたりできるのかな。心の奥底の猜疑心を魔法少女みたく消せるのかな。消せたらいいな。どこまで行ってもマイノリティだって気づいて(前から分かってたけど)嫌になっている。きっかけは「LGBTQ+はなんで性的嗜好と自認をくっつけてるんだ」的なツイートで、そこについてたリプで「それな。LGBはわかるけど、それ以外は統失と同じようなやつら」みたいなのがついてたのを見ちゃったこと。そもそも統合失調症を統失って書くのが嫌いだし、統合失調症は脳機能の問題、自認はそれとは別の話で合って関係なんぞない。・・・何の話してたっけ。
前にも書いたけど、自分の怠惰をいろんな言葉でごまかしてるだけなんじゃないかと思って寒気がする。愛されたいけど、これは恋愛なんだろうか、とか。「彼女」とか言われるともやもやするのは私だけなんだろうか、とか。カムできればいいんだけど、な。この性自認とカムの話はこの間知り合いとしてて、やっぱした方が生きやすいし、そんなことで壊れるような関係なら壊したほうがいいよねって言われた。それはほんとそう。でも、今までの関係を壊すことになりかねないものを振りかざす勇気がなくて、それを出すのがなんだか申し訳ない。これは優しいってこと?ううん、私の自己満と偽善だ。これまで韜晦していた自分の中身を、どろどろに煮詰まったそれの、ある欠片だけでも相手にさらすのが怖いだけ。こういうこと思わないように、人に関わりたくなかったのに。一人で生きてたかったけど無理だった。
世の人にとって恋愛は落ちるようなものらしいけど、私にとってはこの思いが恋情か愛情だと思い込むことだ。あーあ。そんなことが?って言われそう。でもそれ以外だというなら何だっていうのだろう。わかんな。恋人に対してもカムしてない、相手がかわいいって私に言ってるのはきっと私の女性的特徴だしいまさら言っても気持ち悪いだけだろうから言えないって話も前述のひとにしたら、「人間性もあるから、中身で惚れてんじゃないか、相手」みたいなこと言ってくれた。気休めだとしてもうれしかった。そうだったらいいな。ロマンチックな願望でしかないけど。