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わからない話。2

陽陰です。

この間友人に聞かれて気づいた。
「ねえねえ、陽陰はバレンタイン誰にあげるの?」
と。
いや、そもそも僕はもうすぐバレンタインであること自体忘れていたのだが。

これまで特に誰にも上げてこなかったし。


バレンタインが近くなると、思うこと。

大体の人は誰に何をあげるか、なのだろうが、僕の場合ちょっとバレンタインは苦手だったりする。


一応、生物学上女の僕にも彼氏はいる。
彼氏っていう言い方はあんまり好きじゃないけれど。

本題。

バレンタインが近づくと、クラスメイトが咲かす恋バナの数々。

なんか、共感しづらい。


何というか、こう、ファンタジーというか、別世界というか、、、(伝われ)。

「好きな人が女子と喋ってるから嫉妬した」

とか。

「〇〇が✖︎✖︎のこと好きらしい」

とか。

「あんなやつやめといたほうがいい」

とか。

そうなんだ、とか、そんなに一途に思えるのはすごいな、とか思うけれど自分的にはあまりそういう経験というか考えを持ったことがない気がする。

上記の話に対しても、そんなの個人の自由だろう、とか、1人の人間なんだから地球上の半分を占める異性と関わらないなんて無理だろう、とかしか思わない。

とかいう話をこの間リアルの友人に言ったら、「ふーん」と少し引かれた。


IF達の場合。

逆に、I Fたちは恋愛系に淡白な方が多い。

零はその辺に全く共感できなくて、自分も特に何も思わない。
「アセクシュアル」に近いのかな。哀とか燐も恋愛はよくわからないそうだ。

全く反対なのが紅。

人に頼りたい、甘えたい、褒めてもらいたいなどの気持ちが人よりも強い。
ただしこれは恋愛に限った話ではないため、どちらかというと承認欲求が強いだけなのだと思う。

僕、陽陰はどうなのだろう。改めて考えると難しいけれど、

・恋愛に淡白な方ではある
・友人達とスキンシップが激しい方であるため、スキンシップが嫌なわけではない。でもそれはあくまで「友人」と同じベクトルにある感覚。
・そこまで恋愛が大事なわけではない

とか何とか。
気になって「anone.」というサイトで調べてみたら、

近そうなのは「デミロマンティック」だった。

デミロマンティックとは?

あまり記事なども無いため、知らない方も多いのであろう、「デミロマンティック」。僕の解釈としては、「強い絆や愛情を持った相手にだけ対して、恋愛感情を抱く」のがデミロマンティック。基本的に一目惚れなどをしにくく、長い年月をかけて信頼関係を築いて初めて、その絆が恋愛感情に発展しやすい、というものらしい。(あくまで僕の解釈)


でも、完全に合っているかと言われると少しずれている。
(まあそもそも、人の数だけ恋愛観があるのだから、完全に当てはまるなんてことはあまりありえないのだろう。)

今付き合っている人はそこまで長い関係の延長線上というわけでもない。

付き合っているものの、そこまで連絡を取る頻度も多いわけでもないし、僕自身それに不満があるというわけでもない。むしろちょうどいい。
出かけるのも、忙しいのもあり一年に一回、多くて半年に一回。

そもそも、僕がノンバイナリーであることも言ってない。希死念慮のこととかもぼかして伝えたことはあれど、はっきりと言ったことはない。


、、、恋人と言っても、友人などよりも信用、信頼をしているわけではないし、何でも話せるわけでもない。むしろ、出かけたりすると友人達同じように疲れる。
そもそも、恋愛という距離感が少し苦手だし。

まあ、人になんでも話すという行為自体が少し違うし、それは相手に依存する形にどうしてもなりかねないから僕はよほど信用できる相手でもないとそんなことしたくないし、する予定も意志も無い。


誰かに預けた方が少しは楽になるのだろうけど。



まあ、恋愛観なんてこんなガキが断定するものではないから、これからゆっくり自己観察するしか無い。




いやあ、人間ってめんどくさい。



それはそれで。


今年のバレンタイン。
友人にお菓子の詰め合わせをあげるので終わるのだろうな、多分。
あとは貰ったら返すくらい。




それよりも、14日は病院と部活の締切の日だからそっちの方が優先だ(笑)
頑張ろう。





以上、陽陰でした。
早く寝ます。



また会う機会まで。