秋田県受動喫煙防止条例、後退のおそれ
秋田県の受動喫煙防止条例では経過措置として小規模飲食店での屋内禁煙を努力義務にとどめていた。5年目の見直し時期に当たり飲食業界からの要請で経過措置が延長になりそうな気配である。このままでは条例成立時に「先進的」と評価された条例が大きく後退してしまう。東京都や大阪府では経過措置を終了させることが決まっており、受動喫煙被害をなくすことが世の趨勢なのに、とても残念である。まだ、最終決定ではないので、今後の佐竹知事(喫煙対策に積極的である)をはじめとした県の働きかけに望みを託すと共に、パブリックコメントで逆転を狙いたい。読者の協力をお願いしたい。