女子力向上記事最終回:一生物の贈り物。
何回書くか決めず、終わりを考えずに始めたこの「女子力向上記事シリーズ」。
今回、自分が最も思入れのあるアクセサリーで最終記事を締めたいと思う。どうぞ最後までお付き合い願いたい。
物がなかなか捨てられなくて、いろんなものが溜まってゆく。
どちらかというと収集癖がある人間だ。
誰かにとってはすぐゴミ箱行きになるようなものもなかなか捨てられず、ついつい集めがち。
今でも何かと物を集めてコレクションしたいという憧れみたいなものがいろんなものに対してある。(だからといって実際にここでお披露目できるほど大量に何かがあるという訳でもないのだが。)
今回のテーマに選んだアクセサリーも、昔は収集したい欲があった。
数えるほどしかないアクセサリーに対して、なぜか気づけば無駄に増えていた収納ケースたち。
いつかはこの収納ボックスをお気に入りのアクセサリーでいっぱいにするんだ!!
そしてそのコレクションケースからその日身につける物を選ぶ自分の姿を想像してはワクワクしていた。
そんな自分を変えたのは二十歳の時に両親から贈られたどんなシーンでも使えるMIKIMOTOの真珠のネックレスと、それに合わせて姉がくれたイヤリング。
名前と誕生日の入ったプレートが更に特別感を与えてくれてお気に入りだ。
こうしたちゃんとしたものは普段使いではなく特別な時に。
反対に普段使いしやすい物は祖父が亡くなったとき、形見がわりになるようなものとして買ってもらった。
今でも色褪せることなく大切に愛用している。
自分で買うとなるとどこかの服屋さんや雑貨屋さんに置いてあるようなものが多くなる。でもこうしてちゃんとしたもの、それも思入れのあるものを持たせてもらえると心も満たされてそれで十分と思えるようになった。
これで十分だと贅沢な気持ちになれるのは、家族や周りがきちんとしたものを自分に与えようと思ってくれて、そしてそれを実際にしてくれたからこそだと思う。
こうしたものを与えられることはきっと当たり前じゃない。
今はまだアクセサリーでもつけていないと輝くことのできない自分に少しでも磨きをかけて、本当の意味で似合う自分になりたい。
最後に、大切なものとして外せないのがこちらのネックレス。
高校生の時に留学し、そのホームステイ先の家族が最後に手紙と一緒にプレゼントしてくれたもの。
有名ブランドでもなく、自分だったら選ばないデザインのものだけど、決して手放すことの出来ない一生の宝物。
この時の嬉しさは十年以上経った今でも忘れることはない。
これまではこうして贈られることが多かったが、これからは反対に自分がずっと大事にしてもらえるようなものを贈っていく回数を増やしていきたい。
長く続いた今回のシリーズ、これにて終了。お付き合いありがとうございました。
これで今日からマイ女子力はアップだ・・・!(といいが…。)
これまでの女子力向上記事シリーズ。
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・第二弾
・第三弾
・第四弾
・第五弾