動物にほぼ無関心な人間がハチ公を観て。
ほんの少し前、日本映画『ハチ公物語』のリメイク作品であるアメリカ版の『HACHI 約束の犬』を観た。
自分はあまり動物に興味がない。(動物に興味がないというか基本的に何事にも無関心・・・。いや、でもあるものには超ある。…たぶん。)
特に人間が飼うといえば代表的な犬や猫。
いや、目の前に可愛い子がいたらそりゃ可愛い〜ってなるのはなる。(犬猫の話です。)
でも自分には知り合いの家の子とたまに遊ぶくらいが丁度いい。(犬猫の話です。)
それに自分の世話も出来ないのに動物のお世話なんてできっこない。
めちゃくちゃ面倒くさがりだし、もし飼って部屋が荒れると自分が荒れるだろうし。(飼ってなくても荒れてるけど。部屋も自分も。)
仮に飼うとしたらどっち?って聞かれたら、散歩がいらない(のですよね?笑)と聞いただけの理由で猫って答えるくらいの人間だし。
そもそもペット禁止マンションに住んでいるし(昔それでもこっそり飼っている人間はいたらしいけど。)、母は喘息持ちで父も姉も多分飼うほどの興味を持っていない感じだし。そんな場所で育っているのでペットを飼ってみたいという感情さえ抱いたことがなかった。
こんな家族が唯一一瞬だけ飼っていたのは魚のコッピーである。(これを言うとよく人にグッピー?って聞き返されるのですが、コッピーです!!)
なんで飼っていたのか飼うことになったのかは覚えていないが、ただすぐに死んでしまったことと同じ時期に一緒に飼っていた従兄弟の家のコッピーは超汚い水槽だったのに長生きしていた、ということだけは覚えている。
母親一人で確かお世話してくれていた。自分は餌ぐらいあげていたのだろうか…。
餌をあげていたかさえ覚えていないくらい全然お世話した記憶がないが、もしも国の法律とかで必ずペットを何か飼えと言われたら恐らくまた魚を選ぶだろう。(いやなんの話?)
だって犬や猫よりは飼いやすそうだなって…(すぐに死なせたくせに…。)
そんな自分だけど、この映画を観たら犬可愛い…って興味持っちゃう。
それくらいなんだか感情移入して自分にこんなに懐いてくれたらめちゃくちゃ可愛がっちゃうよなあって想像したりしてしまった。
このリメイク版の中での奥さんはあまりハチ公を可愛がっていなかった。飼うことも反対していたし、家の中に入れることも嫌がっていたし…。
でもナイスタイミングでこの映画を観た翌日に載っていた新聞によると、実際の奥さんはめちゃくちゃ可愛がっていたそうな。
(可愛がっていたといえば、コッピーの他にひょんなことからやってきた子をちょっとだけ家で飼っていた(というのかわからないが)カタツムリを父親が可愛がっていたな・・・。そのうちカタツムリ成長記録でも投稿してみようか・・・。)