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在宅ワーカーとしての15年

出産を機に在宅ワーカーとして30~50代を過ごしてきました。仕事をはじめたころは、「うちで仕事をしている」というと珍しがられるような時代。

前職の仕事を家でできるように調整してもらったり、クラウドソーシングに応募した仕事をやったりと、いろいろありつつもほぼブランクなしで働いてきました。

私がずっとやってきたのは、ライティング。ちなみに、ライティングの経験はいっさいありませんでした。

では、なぜライティングなのか。

ひとつは、15年ほど前のクラウドソーシング業界はそもそも案件が限られていて未経験可の仕事はライティングぐらいしかなかったから。
(データ入力なんかはありましたが、1件1円以下で到底やる気になれず)

もうひとつは、文章を書くのに抵抗がなかったから。

要するに「家でできそうなことを絞り込んだらライティングしかなかった」という消極的な選択でした。

とはいえ、ありがたいことに契約を結んだクライアントさんからは年単位でお仕事をいただいていたので、先方の事情(サイトの閉鎖とか)で仕事がなくなっても「○○で執筆していました」とアピールすることで次につなげてきました。

直近のクライアントさんのお仕事は7~8年続いていて、ライティング以外にも付帯業務を任せてもらうことも増えていました。むしろ付帯業務のほうがメインになっていた時期も。

この状態に安心しきっていた自分を深く反省したい。

「いろんなことを任せてもらえる=評価されている」と思っていた私がまさか突然無職になるとは。


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