同人誌ってエロくないと売れないの?
はじめに
こんにちは眸(ヒトミ)です。
私が同人活動を二次創作から一次創作に乗り換えて、はや5年近くが経ちました。
その間に出した同人誌はおよそ10冊ほどでしょうか。
これまでの活動で作品を見てくれた方、本を手に取ってくれた方には感謝しかありません。
今のところ、描きたい話はまだまだ尽きる様子がありませんので、
これからも温かい目で見守っていてください…
ところで、最近とある方の発言が気になりました。
「同人誌はエロくないと売れない」らしいのです。
これまでそういった視点で本を出したことがなかったのですが、
ふと思い返してみれば、私にも少し心当たりがありました。
二次創作でサークル参加したときの話
大昔、これまで大阪や和歌山の小さな即売会しか参加した経験がなく、Twitterでもフォロワー数がずっと少なかった頃に初めて東京のオンリーイベントに参加した時のこと。
当時はたいそう『ショタ』が描きたいお年頃だったので、受けキャラを年齢操作しておにショタのような本を出したと記憶しています。
昔すぎて細かくは覚えてないけど。
とにかく、この時に出した本が初めての発禁本で、これまで1冊2冊しか売れなかった同人誌がその日に10冊も売れたってことだけは覚えてます。
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実際、エロは売れるのか
今にして思えば、その作品が好きな人ばかりが集まるイベントで手に取ってもらえる機会が多かっただけのようにも思うのですが、
この時の私は「エロって売れるんだ!」と思いました。
他にもDMMブックスのような電子書籍を扱うサイトで、ジャンル別のランキング上位にはわりと過激なタイトルが並んでいたり、
エロジャンルの需要は高いと言って良いのではないでしょうか。
なぜエロは売れるのか
では、どうしてエロジャンルって人気があるのでしょうか?
あくまで私見ですが、いわゆる「フェチズム」「性癖」と言われるものには作者の熱意が込められやすく、その熱意を読み手がダイレクトに受け取りやすいのでは、と考えています。
もちろん需要の多さはそれぞれあるでしょうが、「私はこれが好きだーッ!!!」って前面に押し出された作品って、エロ・非エロ問わず人気ですよね。
エロくないと売れない?
そう、作者の熱意が込められていれば、それが読み手に伝わるなら、
別にエロシーンなんてなくてもいいんです。
だから「エロシーンがないと売れないから」と、なんとな~くシーンを盛り込むのはあまりおススメしません。
その「なんとな~く」を、読み手は結構感じ取れてしまうからです。
「私が描きたいのはそんなシーンじゃないんだ!」と言うのであれば、ぜひ「ここだ!」というシーンに全力投球してください!
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R18について考えよう
ちなみに、どんな描写をすると制限が必要なものかご存じでしょうか。
本来、キスやセックスは愛情表現のひとつであり、尊いことだと考えています。
だから、「これは性的な描写があるから未成年が見るものではない!」と容易に決めつけるのは如何なものかなぁ、と思うのです。
とりあえずR18にすればオッケー!ではなく、自分の作品が本当に制限が必要なのか、いま一度考えてみてください。
なお、赤ブーブー通信社さんが「年齢制限を設ける必要がある」としているのは以下の3点です。
※表記についてはイベント運営や自治体によってボーダーラインは様々です。極力イベント参加前に目を通しておきましょう。
それではこの辺で。
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