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ここさえ押さえておけばOKかもしれないサークルスペースレイアウト

はじめに

こんにちは、眸(ヒトミ)です。
あっという間に夏季休暇が終わりそうで寂しくて泣いちゃいそうです。
私はこの連休中に帰省しており、原稿も出来ずWi-Fiも繋がってないのであまりの退屈さに新世界より(著:貴志祐介)全3巻を読破しました。
おもしろかった。


コニカミノルタ「EX感性」をご存じか?

さて、先日仕事の一環でコニカミノルタの営業所にお邪魔したら興味深いサービスを始めたらしいので説明を受けてきました。

コニカミノルタ EX感性とは
脳科学に基づき人の感性を見える化しデザインを解析するオンラインソフトウェアです。
パッケージ・売り場・広告媒体など広くご活用頂けます。

要するにデザインの「なんかモヤモヤする…」を指摘してくれるんだって。これまでデザイナーが色んな文献や経験を積んで得てきたものを、一度このソフトを通すだけでナイスなアシストをしてもらえるなんて、すごいね!

くわしい説明はEX感性公式HPを見ていただくとして…
別にこの記事はPR案件でもなんでもないので、褒めるのはこれくらいにしておきます。

気になるお値段は月々8万円とちょっとです。うわぁ…
このサービスは法人向けのサービスなので、この価格をどう感じるかは企業によって様々だと思います。

が、このサービスを見たときに私が感じたことは
「企業が金を払ってでも知りたいことを気を付けたら自スペースはもっとカッコよくなるんじゃない?!」ということです。

この「同人やろうぜ!」というnoteは自身のスキルアップは別にして、自分の絵柄や文章の癖を変えず、自分の作品を好きになってくれる人に届けたい
ということをモットーとしています。
オンライン・オフライン問わず、自分の作品が埋もれないように・色んな人に見てもらえるようにアプローチはしっかりとしたいですよね。

前置きが長くなってしまいましたが、今回は「ここを押さえておけばOKかもしれないサークルスペースレイアウト」の話です。


EX感性でわかるデザインの課題

① どこが目立っているか(注目性分析)

まず、自分のサークルスペースを例に考えてみることにしました。
1スペース分の机に本を配置してみます。
この時、平置きより少し立ててる本がある方が遠くからでも目立ちます。

続いて、全体にちょっとぼかしを入れてみました。

それでも目に入る箇所が「目立っている」ところです。
いかがでしょうか?

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② どんなイメージを得られるか(印象分析)

広い会場から欲しい(自分の好きそうな)本やサークルを探す時、どういったところに注目しているでしょうか。
私はサークルスペース全体の配色だと考えています。
暗い表紙やサークル布だとシリアス・ホラー系の本があるのかな?とかいう感じ。即売会に参加したことある方は一度は意識したことがあるのではないでしょうか。

自身の作品・サークルについて、一言でなんと説明しますか?
私だったら基本的にほのぼの系で、エロも過激になりすぎず気軽に手に取ってほしいので、以前作ったサークル布はポップな配色を目指しました。


サークル布の全体図。テーブル部分はTwitterアイコンになっています
とんでもサブリミナル!

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③ 配色がごちゃついてないか(色彩調和・複雑性分析)

「ポップ」を表現する色は多数ありますが、似た色調の色ばかりを配置すると注目してほしい部分が見えにくくなったりします。

配色の本を読むとわかるのですが、色を組み込むのは3色までにするのが基本のようです。
余談ですがこの3色理論は表紙・ポスター・レイアウト・さらにはお部屋の模様替えにも有効だそうで、知ってて損はないですね!

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④ 似たようなレイアウトになってないか(ポジショニング分析)

本来なら配色などのデザイン要素が他社の製品と差別化出来ているかを測るものなのですが、ことサークルレイアウトに限った話で言えばあまり必要ではない…というかむしろ似せた方が良いのでは?と思っています。

なぜなら、これまで挙げた事柄はいかにして相手が意趣を汲み取るコストを下げて伝えやすくするかを目的としているからです。

ジャンルや作品傾向、新刊の有無やその価格帯、会場内を歩いてる人がどういった情報を求めているのかは結構似通っていると思います。
サークルスペースはその求めている情報をちょっと見ただけで伝えられるのが優れたデザインというのではないでしょうか。


さいごに

ここまで読んでくれてありがとうございました。
当noteは基本的にオフライン即売会で活用できることを紹介しているのですが、コロナ禍を経てオンライン即売会も急速に発達してきました。

先日、イラスト・小説投稿SNS「pictBLand」でIDやメールアドレスなどの情報が漏洩した件で、それと関連して他のSNSを連携させていた方が不正ログインされたり、オンライン即売会でをクレカ決済をしていた方が被害に遭っているようです。

オンライン即売会は手軽さが魅力ですが、こうなってしまった場合の解決策やそうならないために対策が必要なのが難点ですよね…
事態が早く収束することを祈っています。
それではこの辺で。


以下、宣伝です。

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2023年10月22日 関西コミティア68(京都パルスプラザ)
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まだまだ拙い動画ですが暇潰しにでも聞いてもらえると嬉しいです。


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