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打姫オバカミーコに学んだこと③

前回は、リャンカン形について自分なりにまとめました。

今回は、「リャンメンカンチャン」です。

≪リャンメンカンチャン≫

≪オバカミーコ≫

この牌姿からなにを切りますか?

ミーコの答えは打3m。
一通を見るそうです。少し前の僕でもそう思ったかもです。(笑)

答えは、打8m
78mのリャンメンを崩すの?と思いますが、そもそもターツオーバー。
9mの受け入れがなくなりますが、6mは受け入れ可。
8m以外の打牌は有効牌が1種減ります。

こんな感じ。

師匠いわく、これを知らないと相当なアガリ逃しをしているとのこと。。。

これがいわゆるリャンメンカンチャン。

≪平澤元気チャンネルから≫

麻雀youtube業界ではおなじみ平澤さんのチャンネルから。
ホントはもっとちゃんと紹介したいんですがそれはまた別記事で。

なにを切りますか?
67mと67pのリャンメン+リャンメンのイーシャンテン。
2mと2pのトイツ落としですが、ここに差があります。

打2mが正解。
245667mとすることで567mを抜き出すと、
246mのリャンカンと567mのメンツ。
456mをメンツと見ると67mのリャンメン。
打2mでリャンメンカンチャンに取れるわけです。

3mの受け入れが4枚増えますのでテンパイチャンスが増えます。

よくあと1枚が引けない。
1巡テンパイが遅れて先制できない。
なんてことありますよねー。
もしかしたらこんな感じでリャンメンカンチャン見逃しているかも。

≪そもそもリャンメンカンチャンとは≫

もう少し整理します。
前回に引き続きまずはウザク式を参考にさせていただきます。

《ウザク式》

ウザク本
455679のような形。

45のリャンメン。
4556と79のカンチャン。
456と579のリャンカン。
これもリャンメンカンチャンですね。

この牌姿は、北を切らないと4枚損。
9m切ると8mツモが機能しません。

何切るの定番。
2p切り
こいうのよくわかんねーってなってわけわかんないの切っちゃったりします。(笑)
2p切っても4pは有効なんですよね。


浮いているように見える8pと8sに差があるのかという問題。
互いの6を引いた形をイメージしてください。
ピンズは68のカンチャンに対し、
ソーズは344568のリャンメンカンチャンの形に。
(345と468のリャンカンで7s受け)
打8pが有利。

こっちは3sツモでさっきのリャンメンカンチャンの待ちにとれますね。

よく強いところを固定して、弱いところをフォローということでソーズの8sいらないと思っちゃいそう。自分レベルでは。
まぁこの形なら自分も8p切りますが、リャンメンカンチャンの意識は全くないですね。(笑)

1手先の形がなかなか想像できないのでこういうのも迷っちゃいます。
多分見てくれてる人はわかってる人多いと思いますが、初心者に教えてあげてください。(笑)
こーゆうの結構わかんないです。

いくつか例題あげましたが、
リャンメンカンチャンが見えるかどうかでかなりの差が出そうです。

《ゆうせーさんの動画》

こちらも麻雀界隈で大人気。ゆうせーさんの動画。
こちらも別記事で紹介したいです。

ゆうせーさんの動画ではリャンメンカンチャンの前段階を説明してくれています。非常にわかりやすかった。

14556mのブロックがあったとき、
手拍子で1m切ってますが、3m引きでリャンメンカンチャンに。
(下は左右対称の形)
1mと4mがスジ牌なので基本はいらないと判断しがち。

前回からの布石、リャンカンの渡りです。
リャンメンカンチャンに受けるのもここが1つポイント。

リャンカンの渡りを残すことで、リャンメンカンチャンの渡りとなる。
ということですね。
スクショの通り、特に手が整ってないときというのもポイントかなと思います。
他に強い部分があるかないかでこういった孤立牌っぽいやつを残せるかどうか。

25667pなら4pツモ。34458pなら6pツモ。
36778sなら5sツモ。23347sなら7sツモ。
でリャンメンカンチャンに変化。

ポイントは、赤い囲み同士のリャンカンの渡りですね。

≪まとめ≫

リャンメンカンチャンを見れるかどうかで成績は大きく変わりそうです。
(当たり前)
もちろん、手役(タンヤオなど)を考えてリャンメンカンチャンにとらない場合もあるからまたややこしい。
まずは認識することを目標にしたい。

整理して特に感じたことは配牌から数巡の孤立牌の切り方。
ゆうせーさんの動画で思いましたが、自分のレベルだとこれってリャンメンカンチャンじゃんってなってから気付く。
(いままではなんの意識もなし。)

ただ、リャンメンカンチャンになる場合など、
一見不要と見られがちな牌を残せているかどうか。
自分レベルだとここにこれをツモったらリャンメンカンチャンというふうにはまだ取れないので。

プロの打牌等を見ると安全牌を持つような手組みになってしまいがちですが、自分レベルではまずはまっすぐに行くこと。
うまぶらないことですね。
プロはこういった形が必要か不要か分かったうえで安全パイ確保するしないも考えていると思いますので。

①ちゃんと序盤はいらない孤立字牌から切っていく。
②そのうえで孤立数牌の比較を行う。
③結果として広い受けを残す手組みをしていく。

はじめたばかりの頃は素直にできていたのにやっぱり基本は大切だなとしみじみ感じました。
あとは1手先の牌姿とか完成形のイメージができるようにしたいです。

≪オマケ≫

これはオマケ。
オバカミーコで出てきた牌姿。
打1m有利。
9mからだとマンズのカンチャンが埋まったとき微妙。
例えば打9mで8m引くと、678はメンツになりますが、残るのは124m。
これが打1mだと、8m引くと246mのリャンカンが残ります。

これはリアル麻雀で勝てなくて先輩に教えてもらったのと同じ形でした。
ズバッと引ければ問題ないですが、こういうとこで1巡早くテンパイできるかどうか、先制できるかどうかなどの積み重ねで差が出るんだなーとまとめながら思ったのでオマケです。

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