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2025年1月Zürichにて

2023年春、素通りしたZürichにも行きたいなぁと思っていたところ、角野隼斗さんのコンサートがあると知り、日程が合ったので来てみました。コンサートについては、別のnote でご紹介しました。

Zürich市内の移動には、Zürich card

空港から市内への移動にも利用できるので、Zürich Cardを利用することにしました。ちょうど3日間滞在するので、72時間用をCHF 56で購入しました。日本でアプリを入れて、アプリから購入可能です。空港についたら使用開始時間を選択して購入しました。自転車の利用がついているCardもありましたが、日本でも自転車は乗らない(苦手)なので見送りました。

チューリッヒ・クローテン国際空港
Flughafen Zürich-Kloten

チューリッヒ市街地から約6キロ北東、クローテンにあるスイス最大の空港。スイス・インターナショナルエアラインズ(LX)が東京・成田との直行便を毎日1便運航していますが、今回はマイル利用でミュンヘン乗り換えで到着しました。

空港と市街地の移動はスイス国鉄(SBB)が利用でき、チューリッヒ中央駅まで所要10分〜15分、CHF6.20。今回はZürich cardを利用しました。到着ロビーから「Bahn/Railway」の表示に従って進むとチューリッヒ空港駅があります。この駅からは市街地方面以外への列車も出ているので、中央駅へ行く場合は行き先表示に「Zürich HB」の表示があることを確認しましょう。

アプリでも検索しますが、駅の表示はとてもわかりやすいです

チューリッヒ中央駅:Zürich HB(Hauptbahnhof)

チューリッヒ中央駅はスイス最大の規模を誇る、行き止まり式のターミナル駅です地上ホーム(16本)と地下ホーム(10本)があり、中長距離列車は地上と地下、短距離列車(Sバーン)は地下に発着しています。

地下はShopVilleと呼ばれるショッピングモールになっていて、その中間階にはコインロッカー、有料のシャワー・有料トイレなど旅行者向けの設備がコンパクトにまとまっています。プラットホーム階の広大なコンコースには時期によってマーケットが立つので一見の価値あり。クリスマス時期には巨大なクリスマスツリーが出現するそうです。

Zürich中央駅
中央駅からホテルまでは3番のトラムを利用、番号と行き先を確認して乗車します
トラムのドアには工夫があり、大きな荷物があっても段差なく乗れるようになっていました
トラムはどこに行くにもとっても便利です

Hotel Stoller

最初のお宿はリーズナブルなホテルです。公共交通機関を利用して移動するので、トラムなどの駅から近いこと、夜出かけなくていいようにレストランがあることを基準に選んでいます。「中央駅から3番トラムに乗って降りるとすぐにホテルが見つかります。部屋も清潔で過ごしやすかった。」の口コミ通りでした。レストランも予約サイトの説明通りでした。朝食をアラカルトでいただきましたが美味しかったです。(お値段は少し高め)

クロワッサンにスモークサーモンとスクランブルエッグとラテ・マキヤート
搾りたてのオレンジジュースは最高に美味しかった
これで28CHFは日本円に換算しなければOK

Breakfast features Swiss roasted coffee, tea, a large assortment of organic muesli, yogurt, cheese and breads. The restaurant serves seasonal dinners prepared from market-fresh ingredients. Wines are selected by the sommelière. Here at the restaurant, the first ice-cream in Zürich was served in 1938 and many classic ice-cream flavours have been created here ever since.

Booking.com

観光の記録

グロスミュンスター (大聖堂)

リマト川岸に立つ双子の塔。チューリヒ中央駅から徒歩15分。
チューリヒ最大のロマネスク様式の教会で、11~13世紀にかけての建築。一番古い部分は地下聖堂と聖歌隊席。2つの塔は15世紀に建造。その後焼失し18世紀に再建されました。地下聖堂にはカール大帝の石像が置かれています。

ちょっと地味な作りです
ミュンスター橋 Münsterbrücke からの眺めも素敵です

フラウミュンスター (聖母聖堂)

グロスミュンスターの対岸に立つ教会。チューリヒ中央駅から徒歩13分ルートヴィヒ2世により853年に建設された尼僧院が教会の前身。青緑の屋根の尖塔(時計塔)が目印。シャガールが制作した、中央の聖堂部分にあるシャガールによるステンドグラスが有名です。シャガールのステンドグラスについては、別のnoteの記事を!

BOOKBINDERS D ESIGN

文房具が好きな方へのちょっと洒落たお土産が見つかるお店です。私は自分用に可愛いクリップを購入しました。ブラック・シルバー・ゴールドの大小を1つづつ。少しお値段は高いですがずっと使えるものなので自分へのちょっとしたご褒美に。お仕事でちょっとテンションが上がります。グロスミュンスターのすぐそば。

色々なカラーで商品を選ぶことができる
明るい色が充実!
とってもおしゃれな店内

Beughaus Keller(レストラン)

お腹すいちゃったなぁと思った時、ちょうど目の前にスイス料理のレストランがあったので入っていましたが、お手頃価格でとっても美味しいお料理をいただく事ができました。サービスも良かったです。

夕方の早い時間ですが店内は賑わっていました
内装も素敵です
一人で入店すると、「ご相席でよろしいですか?」と聞かれますが、
このあと私の前に座ったのはお一人の男性でした
牛肉をワインで煮たお料理の上にチーズ、ライスが添えられています
スパイスにカレーを使っていてとっても美味しかった!

Landesmuseum Zurich(スイス国立博物館)

チューリヒ中央駅のプラットホームから見える古城風の建物が1898年に開館したスイス国立博物館。スイスの歴史と文化を紹介する膨大なコレクションを展示しています。2016年からはモダンな新館も完成し、展示スペースが増えています。

外観も素敵
キャッシュレス時代、入り口でロッカーで使用できるコインをいただきました
使用後にコインは返却されますが、CHFの現金を持っていないので助かりました
基本、ユーロは使えますが、現地の方もお持ちでないことが多いのかもしれません

museum rietbergKUNSTHAUS Zürich(チューリッヒ美術館)

スイス最大規模のコレクションを誇るチューリヒ美術館。教科書でみたようなヨーロッパの美術史を彩る巨匠たちの傑作がそろっています。ここはZürich Cardのフリーアクセスはありませんが、割引になります。ちょうどMATTHEW WONG – VINCENT VAN GOGH開催中でした。あまり絵の見方はよくわからないのですが、なんとなく好きだなぁと思える絵があれば行って良かったなぁと満足しています。

モネ
ゴッホ(常設展)
ルノアール

Zürich美術館から次の目的地に行く地中でチューリッヒ湖を眺めてきました。お天気良く、気温も高めでした。

水がとっても綺麗です

Uhrenmuseum Beyer Zürich(ベイヤー時計博物館)

ベイヤー時計博物館のコレクションは、世界的にも重要性の高いものとして知られています。この博物館では、紀元前1400年から現在までの時間計測の歴史を体感することができます。展示品には日時計、砂時計、水時計、置き時計、懐中時計、腕時計のほか、時刻や航海を知るための科学機器など貴重なものがそろっています。展示の説明はドイツ語ですが、受付でiPadをお借りして英語の説明を確認しながら展示を見る事ができます。
平日の午後2時から6時までの会館で、土日はお休みです。1階が店舗で地下に美術館があります。周りには高級店が立ち並ぶ地区です。

太陽系儀
面白い時計がたくさんありました

FIFA MUSEUMFINANZ MUSEUM

FIFA(国際サッカー連盟)本部のあるチューリヒの中心に、2016年2月28日にオープンしたサッカーの殿堂。世界中を熱狂させるサッカーの歴史や魅力をFIFAが所有する貴重なコレクションを通して広く伝えるためにつくられた世界唯一のサッカーミュージアムです。トロフィーやメダル、ユニフォームなど1000点以上のグッズ、4000点以上の文献、1400点以上の写真の数々を、最新のマルチメディア技術を駆使したインターラクティブな展示で紹介しています。私はあまりサッカーには詳しくありませんが、サッカー付きにはたまらないミュージアムです。

また季節を変えて、暖かい時期にものんびり訪れたいと思います。

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