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夏の甲子園 終わりましたね。

今朝のワイドショーは、どの局も高校野球決勝戦でのドラマがメインでした。
個人的には仙台育英が勝つと思っていたし、勝ってほしいとも思っていた。
その理由は単純なもので、慶応の選手は髪型が自由で、仙台育英の選手は昔ながらの丸刈りだったから。。。

決して ”高校球児たるもの丸刈りが当たり前でしょ”って思っているわけではなくて、どちらかというと、なんで野球は丸刈りにしなアカンの?という派なんですが、
 「丸刈りは嫌だけど、高校で野球をするなら仕方ない、今は我慢」って思っている選手は全国に山ほどいるだろうな、なんて勝手にそんな目線から
仙台育英高校に勝ってほしかったんですよね。

でも、森林監督の優勝インタビューの ”多様性、自分たちの優勝でこれからの高校野球が変わるきっかけになれば…”的なお話と、大村主将の ”高校野球の常識を覆すために絶対に優勝すると決めていた” の言葉に、古いしがらみに苦しめられていた彼らの苦悩が見えて、ちょっと複雑な気持ちになったのでした。

そして、準優勝に終わった仙台育英の須江監督の勝者をたたえる姿勢がこれまた素晴らしくて感動。「慶応は勝者に相応しいチームだ」なんて。。
自分を慕いついてきた選手へ労いの言葉もとてもあたたかくて沁みました。

今は令和。怒るだけの指導も違うし、体罰など力づくで従わせるなんてもっての外。個性を尊重し伸ばして皆で高めあう。対戦したチームとお互いの健闘を称えあう。そんな時代なんだよ!って
この2チームの監督・選手が示してくれた気がします。

丸刈りに関して言えば、高校野球連盟が 「令和の今は 高校球児=丸刈り の時代ではない」的なアクションをちょっとしたらどうかな、なんて勝手に思ったりして。



夏の甲子園 今年も感動をありがとう!





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