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息子と私の2024夏


どうも
2024年の夏
とっても熱い・暑い
なんだか今までの夏が可愛く思えるほど暑いですね
さっきからPCで【あつい】と打つと【あつお】になっちゃって
気づかないうちにスペースキーを押してしまうから【敦夫】って出てきて誰これ状態になってますええ

どうでもよろしい

2024年の夏
私は、肌がとても焼けた
何故かと言うと、次男とクッソ暑い中公園に行って虫取りに励んだから
酷暑ですから。暑さに対して命を守る行動をしなくてはならない時代ですから。
朝の11時から昼すぎにかけて、なんの日よけも無い公園で遊ぶなんて、もう自殺行為だ。

ただ、ただね
何も言わなければきっと1日中ずっと家でだらだらyoutubeを見続けることが出来る次男を見てると
この人、暑さに弱い子になってしまうんじゃなかろうか
とか
もしこの先、何かスポーツをやるとして、この子このままダラダラしてたらすぐ倒れちゃうような貧弱な人間になってしまうんじゃないか
とか
このまま放置していて良いのだろうか
とか
まあ色々考えるわけで

でも暑いしね。本当、危険な暑さだし
じゃあ涼しい家の中で遊ぼうかなんて言っても
ウルトラマンごっこで何時間も遊べるほど私は有能ではない


っていうか、違うの
この危険な暑さを肌で感じたいの

本当は

私は夏が大好きなの
嫌いになりたくないの
早く夏が終われなんて思いたくないの
理由は分からない。
きっと夏に良い思いがあり過ぎるのかも。
暑くなると、きっとまた今年の夏も楽しいに決まってるって
思っちゃうし
5月くらいから、夏がくるのをワクワクしながら待っている
あまりにも可愛いな。私。
このような思考は10歳、いや、もっと幼い時から変わらない気がする

だから
楽しみたいし
感じたい。夏を。
将来、きっとシミだらけになると思うけど
焼けないように日傘をさしたりしたくない
シミは太陽からのキスマーク💋
年齢なんか関係ない
私は肌を焦がしたい
それは全て、今が夏だから



汗をかこうよ
暑いけど
逃げちゃダメだ
この暑さを体感しようよ
いっぱい飲めるように水筒に氷と麦茶をたくさん入れて
虫取り網と虫かごを持って

私と次男は2人で初めて虫取りをした
本当に暑かった
もう、暑いというか痛かった
太陽が照り付けるってこういう事かーーーー!!!!って感じで

良く焼けるように
キャミソールと短パンで公園にきた私
サングラスをかけてるし年齢は不詳だろう
良いんだよ。どんな格好でも
だって公園に誰もいないもん
日曜日のカンカン照りのこの公園に
誰も来るわけがない

案の定誰もいなかった
公園を通り過ぎる人は居た
でも立ち止まる人は居なかった
私と次男は、日陰の無い公園のど真ん中にある原っぱで
虫取り網をブン回して
ぶんぶん飛んでいる無数のトンボを追いかけまわした

公園に着いた時点で汗びっしょりだったのに
走ったもんだからもう滝のような汗
子供は汗っかきだ。良いよ良いよもっと出しな


私は次男よりも軽装だったので、ここから更に涼しい格好にはなれず
次男は着ていた半袖を脱いで、ランニングの下着姿になった
白いランニングに短パン
物凄く可愛かった
そんな姿で虫取り網を振り回しながら走ってるんだから
もう、私の脳内には久石譲のsummerが流れてきて、この瞬間を残しておきたい一心でたくさん写真を撮った


結局、トンボは取れず
でもまだ帰りたいって言ってこない次男は、目標をトンボから蝶々に変えた

一生懸命に虫を探す子供って、異常に可愛いななんて思いながらしっかりと日差しを浴びてタンニングをしていたら

なんと一組、また一組と虫取りセットを持った父子たちが公園にやってきた


こんなクソ暑いのに
みんな頭だいじょぶそ?って、それはお前もだよって話で



完全に日焼け対策の真反対を行っている私を見て引かれたらウケるなと思いつつ、でも全く知らない人たちなので我々は我々の目的に向かってただ探し、虫取り網を振り回すのであった


しかし、<この暑さの中>と<虫取り>というなんとも言えない共通点がそうさせたのか、我が息子は後から虫取りに来た男の子と意気投合し、気づけば一緒に虫取りをしていた。

年齢不詳な私にも話しかけてくれて
きっと昆虫界隈に精通している彼は
昆虫の様々な事を教えてくれた。
次男が頑張って取った虫を、それはハエだ、と伝える時も
少し珍しいハエだね!!なんて言ってくれて
ハエはハエだろと思ったけど、その気配りにおばちゃんは感心した
珍しいハエだと言われて嬉しくなった次男は、大切そうに虫かごに入れたけど、その後捕まえたシジミチョウ(まじでww)を虫かごに入れるためにハエを逃がした。次男の捕まえられた第一号だったハエは、早々に逃がされた。なんということだろう。

子供って残酷。



夏に虫取りなんて言ったら、子供は大好きセミ様だろうけど
私たちは、ポッと出のなんちゃって虫取り少年とその母なので、どう頑張っても触る事は出来ず
「あ、いるね~」なんて言いながら、眺める事しかできないのであった


セミの寿命はとっても短いから
捕まえたら可哀相だよねなんて、セミを触れない事を正当化して
セミの抜け殻は触れる次男に、矛盾を感じながらも

私たちはこの酷暑を楽しんでやった



たっぷり入れてきた水筒は氷までなくなっていて
虫かごの中にはシジミチョウが2匹入って
私の肩には、くっきりとキャミソールの紐の跡が付いている
シャワーを浴びた時、ヒリヒリした



来年、小学生になる次男
来年は、長男と一緒のスポーツを始めるのだろう
長男とパパが居ない週末
いつもいつも色んな事に付き合わせてしまって
本当にごめんね
この日だって、別に公園なんて行きたくなかったかもしれない

でもママはとっても楽しかった!
虫って捕まえるの難しいんだね。
ありがとう付き合ってくれて

初めてこの、虫取りをした日以降
次男から虫取りに行きたいと何回も言われて
行ける時は何回も行った
毎週末、本当暑くて
笑っちゃうほど暑かったんだけど
でも、やっぱ楽しい

そして嬉しい




2024年の夏
猛暑で酷暑
不要な外出を控える様に言われている夏に
私と息子は虫取りへ公園に行った
キンキンに冷えた麦茶の味
虫取り網で捕まえた虫をかごに移すときのコツ
走り回ってトンボを捕まえようと頑張った事
暑い暑い中、それでも一生懸命に虫を見つける君の横顔は

これから夏が来るたびに思い出すのだろう
忘れたくない夏の思い出が
また一つできた





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