政府・与党連絡会議後、山口代表ぶら下がり 2024年3月8日(金)12時45分~ @首相官邸

○政府・与党連絡会議後、山口代表ぶら下がり
 2024年3月8日(金)12時45分~ @首相官邸

Q、連絡会議ではどのような話をしたのか。
山口)冒頭発言の後、関係者から、令和6年度予算案の年度内早期成立、ならびに日切れあるいは日切れ扱い法案の年度内成立を確保しようという発言が相次いだ。あとはそれぞれの立場での発言があった。

Q、冒頭以降、首相からの発言は。
山口)特にない。

≪政治資金問題≫
Q、参院での政倫審はどのようなあり方が望ましいか。
山口)この政倫審を開くということは、説明責任を果たして、国民の信頼を取り戻すということにあるので、衆院でも下村氏がどうなるかということが注目されると思うし、また参院では、きょう政倫審で議決をして、いよいよ、どう開くかという議論に入ってきた。これらの機会を生かして、冒頭述べたように、説明責任を果たして信頼を回復させる、そういうやりとり、まず参加する人の発言にそういう気持ちを込めて、発言していただきたいと思うし、また質疑を通じて、審議を通じて、そうしたことが一層進むよう期待をしたいと思う。

Q、参院の政倫審では何人ぐらいの出席が望ましいか。
山口)それは話し合いであるし、また原則、自発的に申し出るという仕組みになっている。ただ、参院の場合、要件を満たして一定の要件ができるという前提もあるので、それにふさわしいあり方を整理し、現場でよく合意を作り出していただきたいと思う。

Q、きのう、自民党政治刷新本部で党則改正案などを大筋了承したが、自民党のこれまでの動き、スピード感などをどう評価しているか。
山口)我が党としては、自民党の中でどう対応するか、例えば党のルールをどう作り上げるか、これは自民党の中のことである。その前提として、どういう実態だったのかということで調査をしたり、あるいは説明を果たそうと、こういう努力がある。それに答える対応として、3月17日の自民党の大会があるので、それまでにどう党内のルールを確立しようということで、ここを優先して取り組んでいるように見える。
しかしまた、再発防止するという観点からすると、政治資金規正法の改正を行って、これは自民党のみならず、与野党でしっかり国会の合意として作っていくことが重要だと思う。我が党は自民党の中のことはともかくも、そうした国会としての再発防止策を確立するために、早々と具体案を提言している。自民党もようやくここで方向性、テーマなどについて言及が始まったが、具体案などはまだ出ていない。ぜひとも早く、具体案を示して、与野党で議論をして合意をする、そういう土台作りをやってもらいたいと思っている。

Q、政治資金規正法の改正に当たり、きのう発表された自民党の党則改正案を見て、改めて自民党に求めることは。
山口)党内のルールをどう作るかということは、やはり自民党として決めていくべきことだと思う。特にこのルールに違反した場合にどうするかということについても決めようとしているようであるので、それは党内のこととして、しっかりやっていただきたいと思う。
ただ、岸田首相が既に予算委員会や先日の政倫審でも言及されているが、この政治資金規正法の改正については、やはり政治家が責任を負う部分が重要だということに言及されている。その制度づくりとして公明党の提案しているものも参考になるとも述べられているので、今後、自民党の具体案の提示を待って、合意を作っていくことが重要だと思っている。

≪防衛装備移転≫
Q、きょうの自公政調会長会談で、政府から「歯止め」案が説明された。移転を認める場合にどのような「歯止め」が必要だと思うか。
山口)ここは、歯止めが必要だという議論が始まったばかりだ。首相からはなぜ第3国移転が必要なのかという説明も今週の始めになされたばかりであり、党内できのう、議論も行ったが、やはりいろいろな意見が出ているという実態である。その、なぜ必要なのかということについて、国民の皆さんのご理解をいただけるかどうか、また党内の議員がどういう課題を提起して、また、それを乗り越えられるか、そういうことを含めた中で、これからいわゆる「歯止め」なるものについて議論が尽くされるという風に期待したいと思う。私から具体的なことを「あーだ、こーだ」と今の段階で申し上げる立場ではない。時期尚早だと思う。

Q、次期戦闘機の第3国移転に関して、山口代表は参院予算委員会での首相発言を評価していたが、今後さらに、首相にどのような丁寧な対応を求めたいか。
山口)ここも説明がなされたばかりであるので、議員の中からも、国民の中からも、多様な受け止め、反応が出ているように思う。それらをしっかり見ながら、今後どういう取り組みが必要かという議論をしていく必要があると思う。今の段階で私から言うのは控えたいと思うが、既に政調会長同士ではアイデアみたいなものは出されつつあるように思うので、今後、しっかりと議論を煮詰めていくことが重要だと思う。

≪次期衆院補選≫
Q、会議の中で4月に行われる補選について言及は。
山口)どなたからもない。
           以上

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