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速報!2024年3月7日(木)10時30分~@党本部4階会議室 山口代表中央幹事会での冒頭発言

○中央幹事会 山口代表あいさつ 2024年3月7日(木)10時35分~@党本部

皆さん、こんにちは。昨日、東日本大震災の復興に向けて第12次の提言を与党として政府に申し入れた。先に3月2日、東日本大震災の福島県の沿岸部の被災地で3カ所視察を行い、また現地の首長さんを交えて復興加速化会議を開催した。そうしたことも生かしながら、この提言に盛り込んで政府に発信をした。特に福島県は、地震・津波に加えて原発の事故の災害を複合的に被った地域だ。これは、これからも長い復興への戦いが行われなければならない。そして今、能登半島の地震災害。ここは地震そのものに加えて、やはり津波の災害もある。原発の事故には至らなかった。そういう点で地震と津波に対応する教訓を、能登半島の復旧・復興にも東日本大震災の経験を生かす、教訓を生かすという取り組みが必要だ。そうした観点も交えながら提言の中に生かし、かつ、福島の原発事故災害からの復旧と復興というものも重視をして提言をしている。ぜひとも政府が積極的に、こうした災害の復興、創造的復興、そしてまた、これからの災害の予防ということについても力を入れて取り組んでもらいたい。
また今回の国会を通じて、あるいは来年度予算の大きな目標として持続的な賃上げをめざすという課題がある。既に春闘が始まっており一部企業からは、かなり積極的な昨年を上回るような回答も出されつつあるところだが、いよいよ来週の13日、集中回答日を迎えようとしている。ここでの回答、大手自動車企業などは、いろいろ交渉を重ねながら、この日に回答を出すという予測もなされているが、ここでの結果というものがその後の中堅企業、あるいは中小・小規模企業、あるいは非正規の方々の賃上げに大きな影響を与えていくので、これを注視したい。そしてまた、ぜひ昨年以上の結果が出されるように期待をしたい。
合わせて、この日に政労使の会議を政府が持ちたいということで計画をしている。この各企業と労組との交渉の中で回答がなされていくわけだが、わが国の経済全体、そしてまた働くさまざまな対応に応じた賃上げを促進していくためには、政労使で政府の賃上げを後押しする、さまざまな施策と相まって賃上げの傾向が出ているかどうか。あるいはその後、期待できるかどうか。ここをしっかり検証しながら政労使の会議も生かしていくべきだと考える。
ぜひとも皆さんも、それぞれの地域で、例えば最低賃金については地域格差があると。これを縮めるにはどうしたらいいかという課題の認識も出てきているので、そうした点も含めて、それぞれの地域での賃上げの流れをどう勢いを付けていくか。これらも地方議員の皆さんともよくコミュニケーションを図りながら、ネットワークを生かした取り組み、特に地方版の政労使を生かしていくということは、わが党がこれまでにも取り組んできた流れであるので、ぜひそうした機会も生かしながら全体の賃上げ、物価高に追い付く、追い越す、そういう流れをわが党もけん引できるように頑張ってまいりたい。どうぞよろしくお願いします。
以上

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