きっちゃんのつぶやき「大人の基準とは異なる子どもの基準」
子どもたちを見ていると、一人ひとりが持っている可能性は、“無限”だなとよく思うことがあります。学校に勤務している時は、子どもたち自身が、その可能性を引き出そうと毎日頑張っている様子をよく目にしました。そんな子どもたちにとって何より嬉しい言葉は、「がんばったね」ではないでしょうか。努力を認めてもらった子どもは、「自分はがんばれたんだ。もっとがんばるぞ!」という気持ちになれるのだと思います。
ただ、ここで気をつけなければならないことは、子どもが「認めてもらいたい」ときというのは、子どもの基準や水準で「ほめられたい」のであって、大人の基準や水準ではないということです。子どもなりのこだわりで、努力したり工夫したりしたことを「認められたい」のです。だから、大人の考えた基準に達していなくとも「ほめてほしい」と思ったり、大人の考えた水準に到達して「ほめられた」場合でさえも、大人の基準とは異なる子どもの基準でも「ほめてほしい」と思ったりするわけです。
「ぼくは、がんばったぞ!」こう言えるような場面をたくさん経験させたいですね。そして、大人の基準ではなく、子どもなりの基準で声をかけたいですね。
ここからは、紹介です。教育長時代に「情報発信プロジェクト」の一環として「岸(きっ)ちゃんのきっチャンネル」というコーナーを新たに設け、情報発信をしていました。急遽退任となり今は更新していませんが、ご覧いただければ幸いです。
※丹波市教育委員会YouTube公式チャンネル
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