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音楽は破天航路SADAさんに! 古典日本舞踊と洋風音楽を融合した音楽的実験にも取り組むミュージシャン
『Mothers』は5人の脚本家が集まり、それぞれが「母」をテーマとした20分の短編映画をつづるオムニバス映画です。脚本家・高橋郁子さんもこの映画に参加し、『夜想(仮)』と題した作品を制作しています。
『Mothers』と『夜想(仮)』についての詳細は以下の記事をご覧ください。
今回は音楽を担当するSADAさんをご紹介します。
SADAさんはパフォーマンス集団「破天航路」に所属するミュージシャン。バンド活動はもちろん、舞台・映像など幅広いジャンルでの楽曲提供やアレンジングを行っています。
舞台音楽も、「ロミオ&ジュリエット」を時代劇にアレンジした新風プロジェクト『果ての月』など多数手がけていらっしゃいます。高橋郁子さんがSADAさんの音楽に触れたきっかけも『愚かもの梶鉄 -orokamonokazitetu-』という舞台だったそうです。
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パフォーマンス集団「破天航路」は日本の伝統文化である殺陣や日本舞踊などと生演奏(ロック)が融合した新感覚パフォーマンスを披露しています。SADAさんは、そこでベーシスト・作曲家・編曲家として活動。
破天航路がロックアレンジした「とおりゃんせ」はYouTubeで2万回再生超えています。
SADAさんは、古典日本舞踊と洋風音楽との融合や民族楽器とのジャムセッション主催など音楽的実験や実験的演奏に取り組んできました。
国内以外にもフランス・イギリス・中国・ニュージーランドでもパフォーマンスを行っているそうですが、こうしたワールドワイドな活躍は「境界線を越えていく」パフォーマンスだからなのでは、と感じました。
こうしたプロフィールを読んで、読者の方の中には「SADAさん=和風ロックの人」と思う方もいるかもしれません。
しかし、SADAさんの音楽性はもっと幅が広いものです。
『夜想(仮)』のメイキング動画第2弾ではSADAさんが作られた楽曲を使用しています。「メイキングだから明るめの曲を」とメイキング担当の麻草郁さんはこちらの曲を選びましたが、他にもいろいろなジャンルの楽曲を候補として挙げていただきました。
メイキング動画の中でもちらっと見えますが、『夜想(仮)』の衣装は実は時代の境界を越えたものが設定されています。SADAさんが今まで取り組まれてきた「境界線を越える音楽」は『夜想(仮)』のなかでどう響いていくのでしょうか。個人的にとても楽しみにしています。