見出し画像

メインキャストのオーディションを実施しました

『Mothers』は5人の脚本家が集まり、それぞれが「母」をテーマとした20分の短編映画をつづるオムニバス映画です。脚本家・高橋郁子さんもこの映画に参加し、『夜想(仮)』と題した作品を制作しています。

『Mothers』と『夜想(仮)』についての詳細は以下の記事をご覧ください。

10月13日 オーディションをするべきか、しないべきか。それが問題だ

実はオーディションに至るまでの道のりは一筋縄とはいきませんでした。

オーディションをするメリットは新しい才能に出会う機会ができること。
たとえ今回の企画では見送りとなったとしても、今後一緒に作品を作れる俳優と出会えるかもしれない――オーディションにはそんな期待がありました。
しかし、その実施は……。

なんと、オーディションの会場を押さえることには成功したものの、当日に受付などをするスタッフがみつからず、開催自体が危ぶまれる状態でした。

しかし、そこに救世主が現れました――。






――私です。

そう、このマガジンの執筆者・花苑はこうしてこのプロジェクトのお手伝いをすることになったのです。

おいしいと思って、いかにも私のおかげでオーディションが実施できたような物言いをしてしまいましたが、実際には私より前に上田華子さんがお手伝い表明をしてくださっていました。この時点でオーディションの開催は確約されていたことになります。
ネタのために事実を歪める卑しい人間がたいへん失礼いたしました。

10月14日 オーディション応募開始

1週間という非常に短い応募期間でした。
はたして、ぴったりの俳優は現れるのでしょうか?

応募条件は、撮影日に全日参加可能であること、そして容姿と声が20代〜50代の男性に見えること。

オーディションの開始頃から他のスタッフも続々と決定していきました。
こうしたスタッフの皆さんやもう一人のメインキャストはまた別の記事でご紹介していきますので、どうぞお楽しみに。

10月22日 オーディション締切直前~締切

10月28日 オーディション実施

こうして迎えたオーディション当日。
書類選考を通過した方々を迎えました。

3グループに分け、さまざまな角度からそれぞれの俳優の現在の能力、そしてポテンシャルを見せていただきます。

自己紹介に……

演技の審査……

そして……紙風船……

……う、嘘じゃないですよ……! 事実も歪めてないですよ!?
ほら、だって写真も残ってますし!!!!

実はこちら、オーディションでより良いパフォーマンスをしていただくための準備運動に使う物。
郁子さんが主宰するidenshi195のワークショップでは、円陣を組んで皆が協力し合って紙風船を落とさないようにするこのシアターゲームが盛んに行われています。
朗読キネマを舞台で上演する際は、俳優同士が阿吽の呼吸で台詞を読むタイミングを計っているからです。

息を吸う動作や目くばせは朗読キネマでは厳禁。
俳優が喋り始めるタイミングがわかると、観客は先を予測できてしまいます。

今回、朗読キネマのこのスタイルを映像でも行うため、オーディションに紙風船が登場しました。

次回のマガジンでは、こちらのオーディションの結果をお知らせします。
引き続きの応援、どうぞよろしくお願いいたします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?