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思考 「節税効果について考える」

 先日楽天証券の記事にて「NISA」と「iDeco」で気になるものが出ていたので、私見を含めて述べます。

 結論から言うと、節税メリットが大きいのはiDeco(個人型確定拠出年金)です。その理由は掛け金が所得控除されることが大きいです。デメリットとして上記の記事に書かれていませんが、この記事執筆時点(2024/8/28)での制度として、60歳以降にしか受け取りが出来ないことがあげられます。
 なお記事には書かれていませんが、企業にお勤めの方でも、企業型確定拠出年金というものがあります。ここでは細かく述べませんが、一度会社の制度としてあるか調べて頂くことをお勧めします。
 運用益に対して税金がかからないのは同じですが、急に物入りになった際にすぐに引き出せるのがNISAです。

 ですので貯金がない人はまずはNISAを、貯金がある方はiDecoから手を付けるのがいいのではないかと思います。なお利率は低いのですが、iDecoには、「銀行の定期預金で運用する」という手段も取れます。

 以前執筆した「【全面改訂 第3版】ほったらかし投資術」と「JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則」の記事を載せておきます。

 またNISAの制度設計を行っている金融庁およびiDecoのHPのリンクも併せて載せておきます。「正しい情報」を正しく受け取ってください。

 ソクラテスが言った「無知の知」という言葉があります。「同じ知らないでも、自分が知らないと自覚している分だけ、優れている」といった内容になる。

 奈良経済産業協会 http://www.nara-eia.or.jp/contest/archives/results14/effort14_6

 まずは知らないことは、自分の手で調べて正しい情報を入手してください。

投資は自己責任です。情報を収集し、長い目で見てどのように行うか考えてみてください。


みなさまの資産運用に一助になれば幸いです。


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