テニス/思考「ポジショニング(位置取り)について」
2024/10/26 一部本文を修正
テニスに限らず、バトミントンなどの球技においてもポジショニング(位置取り)は重要だと考えています。なお本文は簡単な専門用語が出てきます。
テニスにおいてはまずは平面で考えます。
ベースライン上でのラリー中ですと、基本的には相手の打点に対して、ベースラインと左右のサイドラインの交点の3点で三角形を描き、そのベースラインの中間の位置を基本とし、相手に正対する形でレディポジションとしたいと考えています。
が、クロスラリーであれば、ストレートを警戒しつつも、センターラインを中心としつつも、相手の反対側(デュースサイドに相手がいれば、デュースサイド)に若干寄ります。
ボレーでも同様です。シングルス、ダブルスで守備範囲が変わりますが、基本的な考え方は変わらないと考えています。
次に考えるのが、平面だけでなく高さを付け加えた立体として考えます。
相手に攻め込まれている際は、ロブや中ロブなどを用いて、ポジショニングのための時間を作ります。
中級から上級レベルになると、ショートクロスを警戒する必要がありますが、基本的に通常のラリーと比較すると、よほどうまい人でなければボールスピードが落ちます。
なのでフットワークが良ければカバーでき、相手のいない場所にドロップやストロークで返すか、ロブで時間を稼ぎます。
何回か触れましたが、テニスは相手との心理戦です。
如何に自分に有利な態勢でボールを打てるか、如何に相手が嫌なところにボールを打てるかを考えながら、テニスを楽しんでください(練習の際はラリーをつなげることを第一として、双方共に楽しめるようにしてください)。
ちなみに私はコーチでもなく、会社勤めの一般プレイヤーです。この考え方はあくまでも私の考え方ですので、参考程度に留めてください。
またこのポジショニング(位置取り)ですが、以前に下記の記事で紹介したものも大きなくくりで見ると関係してきます。
例えばですが、お店の配置で季節がら売れやすい物を店の前面に配置し、レジを奥に置くことで、店の中を多くを歩いてもらうことで、他の物に目がいく様にし、買ってもらうように誘導します(客単価を上げるとも言います)。
また居心地がいい店舗ですと、おおむね人の動線(動き方)をなめらかにしつつも、あえて死角をつくる(人の視線が気になる人向けに)などの工夫が凝らされてたりします。
身近なスーパーなどで、物の配置がどのようになされているか、観察してみてはいかがでしょうか。