【第27回】鑑別診断から薬の使い分けまで!『喘息の診かた』【おすすめWebコンテンツ】
テーマ別で弊社のWebコンテンツをご紹介!
今回は「喘息の診かた」です。
喘息と他の重篤疾患の見分け方から、
患者に適した吸入薬の選び方、吸入指導の方法まで、
喘息診療に関わるコンテンツをまとめました。
■喘息診療レベルを上げる 呼気一酸化窒素濃度(FeNO)測定
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いつもの喘息診療に新しい風を!
喘息管理の指標としては、気道狭窄を検出するものが主でした。そんな中、喘息管理に気道炎症という視点を持ち込むことができるのが呼気一酸化窒素濃度(FeNO)測定です。
FeNOを測定することで、気道炎症の抑制が必要なのか、気管支拡張が必要なのか、薬剤選択がしやすくなります。
本コンテンツでは、特に軽症例の喘息診断、ステロイド反応性の予測、治療評価などに役立つ上手な活用法を紹介。明日からの喘息診療にご活用ください。
●執筆 粒来崇博(聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院呼吸器内科講師)
■救急・当直で喘息発作に遭遇したら?
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夜間救急担当医が遭遇する機会が多い喘息発作。
窒息を防ぎ重篤化させないための適切かつ速やかな対応のために必要な知識をまとめました。
発作時の症状、身体活動性、低酸素状態、呼吸機能状態などの発作の程度の評価と鑑別診断の考え方をクリアカットに提示。問診から理学所見、画像所見、血液検査のポイントについてまとめています。
治療ではSABA吸入、副腎皮質ステロイドの使い方、アミノフィリン併用の考え方、人工呼吸管理の適応など、発作強度別の治療法と管理について詳細に解説。
アスピリン喘息や妊娠時の喘息発作診療の注意点、COPD・心不全・気道感染症合併時の対応についてもまとめているので、当直の強い味方となるコンテンツです。
●執筆 粒来崇博(聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院呼吸器内科講師)
■喘息・COPDにおけるトリプル吸入薬処方のコツ
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▷【コツとピットフォールをまとめました】
処方時に考えるべきLAMAの作用や、末梢気道へのアプローチの問題などを解説。また、アドヒアランス維持の方法、吸入指導時に留意すべきこと、合併症や併存症など、トリプル吸入薬処方に関わるコツやピットフォールをまとめました。
▷【いつ始めるか?いつステップダウンするか?】
「いつからトリプル吸入薬を使うべきか?」「何をきっかけに、いつ切り換えればよいのか?」「いつ治療ステップダウンを行えばよいのか?」に、ガイドラインや著者の経験から回答。“早めにトリプル”“初めからトリプル”を勧める患者像を提案。
▷【もっと知りたいトリプル吸入薬!】
テリルジー、エナジア🄬、ビレーズトリ🄬の有用性について、それぞれの臨床検証試験等のエビデンスを紹介。それぞれの試験結果から見た、トリプル製剤への切り換え方を提案。
●執筆 大林浩幸(東濃中央クリニック院長 呼吸器内科・アレルギー科)
■吸入療法ガイド〜デバイス選択から吸入指導まで
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気管支喘息やCOPDなど、呼吸器疾患の治療に欠かせない吸入薬。誤った吸入手技が原因で効果がイマイチということも少なくありません。
このコンテンツでは患者に適したデバイスの選び方、患者指導に使える吸入操作方法を動画で紹介しています。
吸入指導は初回指導時、2回目指導時にわけてポイントを解説。デバイスの種類ごとに間違いやすい点とその対策を一覧でまとめています。
さらに著者が考案した吸入テクニック「ホー吸入」も口腔内の動画付きで解説。
吸入薬指導加算が算定できるようになった今、一味違う吸入指導を身に付けてみませんか?
●執筆 近藤りえ子(藤田医科大学医学部呼吸器内科学Ⅱ講座客員教授)
堀口高彦(藤田医科大学医学部呼吸器内科学Ⅱ講座教授)
■重症喘息 次の一手
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死亡リスクが高い状態に陥ってしまう重症喘息。
肺機能の早期回復によるQOL改善、喘息死の減少のために必要な知識を凝縮しました。
このコンテンツでは吸入アドヒアランスを考えた患者にとっての「マイベスト吸入薬」の見つけ方、アレルギー性鼻炎、好酸球性副鼻腔炎、重症アレルギー性疾患をそれぞれ合併した喘息患者に最適な生物学的製剤の選択方法、医療費を考えた気管支サーモプラスティの利用方法など、クリニカルパールが満載です。
●執筆 倉原 優(国立病院機構近畿中央呼吸器センター内科)
■長引く咳〜病歴聴取と身体診察でここまでわかる
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患者が「長引く咳」と訴えるときにどう考えるか、
病態の理解から、病歴聴取・身体診察のポイントを解説します。
慢性咳嗽でターゲットとなる疾患について、咳喘息やアトピー咳嗽など主な原因となる疾患,百日咳やCOPDなど見逃がしたくない原因疾患、それぞれの鑑別のポイントをまとめました。
加えて病歴聴取(咳の性状、咳の強度、日内変動・増悪因子、社会・環境要因、随伴する症状)と身体診察(バイタルサイン、目、耳、副鼻腔、口腔~咽喉頭、頸部、胸部)の注意点とTipsを紹介しています。
「慢性咳嗽は、臨床医としての力量が試される、古くて新しい面白い疾患なのである。」(著者談)……最新のテクノロジーを使用せず、病歴聴取と身体診察で患者と向き合う方法を詰め込んで頂きました。
●執筆 平島 修(名瀬徳洲会病院内科部長/徳洲会奄美ブロック総合診療研究センター長)
■コロナ禍での鑑別困難な咳嗽・喘息・肺炎の診かた
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「プライマリ・ケアの現場」を想定し、
コロナ禍での急性~慢性咳嗽への対応、急性肺炎の診かたを整理しました。
COVID-19の5類移行にあたり、ぜひお読み頂きたいコンテンツです!
「基礎疾患のない症例におけるCOVID-19感染後の咳嗽”」「long COVID(コロナ後遺症)」「cough hypersensitivity syndrome(CHS)」「基礎疾患に喘息、アレルギー性鼻炎のあるCOVID-19感染後の咳嗽」について解説しました。
また「喘息の再燃と思われた、発熱を伴わないCOVID-19肺炎」「画像上COVID-19肺炎と鑑別が難しい過敏性肺炎」「COVID-19感染後の急性肺炎」など、鑑別困難な肺炎症例とそのポイントもわかりやすくまとめています。
●執筆 田中裕士(札幌せき・ぜんそく・アレルギーセンター理事長)
■長引く咳の診かた
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咳はたいへんありふれた症状であるものの、長引く場合には、咳喘息やCOPD、肺癌、結核、間質性肺炎、心不全など重篤な疾患の場合もあるため,注意が必要です。
本企画では、現場の臨床医の視点から、多忙な外来診療で長引く咳を的確に見極めるポイントと的確な薬剤選択に重点を置き、病因ごと(外来でみる頻度順)に「見極めのポイント」と「典型的症例と処方例」を挙げて頂き、わかりやすく解説しています。
長引く咳で困っている患者が来たら、ぜひご参照ください。
●執筆 新実彰男(名古屋市立大学大学院医学研究科呼吸器・免疫アレルギー内科学分野教授)
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