【研修医必見!】日本医事新報社 研修医向け おすすめ書籍
「4月から研修医。何か勉強しておいた方がいいのかな…」
「でも自分に何が必要になるのか、まだ分からないし…」
「先輩方はどんな書籍を使っていたんだろう?」
こんな風に感じたこと、ありませんか?
上記のようなお悩みを抱えるみなさまのために、日本医事新報社が刊行している書籍の中から、特におすすめしたい書籍をまとめました。
たくさんの先輩たちに使っていただいたベストセラーや、期待の新刊など盛りだくさんの内容です。
4月からの新生活に向けて、まずはしっかりと休んで体調を整えることが一番ですが、ちょっと情報収集もしておきたいな、と感じている方!
目次だけでもぜひチェックしてみてください!
★4月最新刊★
膠原病診療ノート 第5版
初版から25年。
膠原病診療の王道を示し、圧倒的支持を受けるロングセラーの5年ぶりの改訂です!
今版では、特に関節リウマチの項目を大幅に追記したほか、その他の項目でも旧版以降の文献を踏まえてアップデート!
最新・最先端の知見を踏まえた実践的治療のノウハウを余すところなく記述しました。
病態の推移に対応し、的確な治療を選択していく上でポイントとなる事項を網羅しつつ、きわめて簡潔にまとめています。
膠原病以外の疾患との鑑別にも意を尽くした内容で、内科書としても一級品です。
★3月新刊★
スタートアップ!脳卒中診療
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「自分が初期研修の時にこうした本があればと思った教科書を目指しました」
各章冒頭に、「超目標」として章のポイント3つを記載。
初期診療で重要になる薬剤については「処方例」を掲載しました。
多くの症例や画像を元に、実臨床に即した構成となっています。
初期研修医と、救急・総合診療科、脳神経内科、脳神経外科の指導医が登場し、彼らの掛け合いや協働を通じて脳卒中診療の基本を楽しく学べます。
★近刊★
救急画像診断のロジック
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見逃し症例から学ぶER画像の読み方
研修医の勉強会でみんながよく見逃す症例や、ERで誤診された症例などについて、どうやったら診断できたのか、あるいは診断できなかったのならdispositionはどうすべきか、などあれやこれやと考えてみました。(まえがきより)
★改訂しました!★
レジデントのための腎臓教室【第2版】
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ガイドライン・新薬の動向を踏まえた改訂版
腎機能検査、糸球体疾患の分類、水電解質、酸塩基平衡・・・みんながつまずくポイントを「わかりやすさ最優先」で解説しました。腎疾患の診かたを、基礎から無理なく学べる入門書です。
成人の8人に1人が慢性腎臓病と言われる今、どの診療科においても腎臓病学の知識が必須となっています。これから腎臓内科をローテートする方はもちろん、腎臓病診療のエッセンスを身に付けたい他科の先生方にもお勧めします。
■レジデントのための これだけ心電図
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初学者のことを徹底的に考えて作られた入門書。
「大事なところだけ」を簡潔にまとめました。短時間で効率的に心電図の読み方を身に付けることができます。
◎細かい理論には深入りしない。
◎緊急な心電図はパターン認識で判別する。
◎病態から心電図を思い浮かべる。
◎心電図と治療をセットで覚える。
■レジデントのための これだけ輸液
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みんながつまずくポイントを「わかりやすさ最優先」で解説!
初学者が最初に読むのに適した本になるよう徹底的に考え、執筆しました。
この一冊をきちんと理解すれば、自信を持って輸液を行うことができます。
◎臨床で必ず経験する症例を提示。
◎具体的な治療法を時系列で解説。
◎病態を省略せず、しっかり説明。
◎製剤名・液量・投与速度が一目でわかる。
■ もう困らない 救急・当直<新装改訂版>
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jmedmookシリーズで圧倒的人気を誇る林寛之先生の「もう困らない救急・当直」が遂に書籍化!
従来の32項目のアップデートに加え、「ERでのcrisis communication」の項目が新たに追加されました。
「鑑別診断のキモ」「決め手となる思考回路はこれだ! 」など、実臨床で大いに役立つ内容はそのまま、皆さんの期待に沿えるよう最新の知識を加えています。
豊富な図表・イラストと優しく楽しく語りかける文体で、症候ごとの系統立ったアプローチがすっきり頭に入ります。救急・当直の診療の流れを構築するための導入として、また知識の整理整頓にお役立てください。
執筆陣が数十年かけて磨きあげてきた勘所を余すことなく掲載。本書を何度も読むことで、それらをぜひ我が物にしましょう!
■レジデントのためのやさしイイ呼吸器教室<第3版>
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呼吸生理、胸部X線、抗菌薬...
みんながつまずくポイントを「わかりやすさ最優先」で解説しました。
講義や実習の中で見えてくる「みんながつまずくポイント」を、著者ならではのティーチングセンスでやさしく解説しました。
これから呼吸器内科をローテートする方はもちろん、呼吸器診療のエッセンスを身につけたい他科の先生方にもお勧めします。
■レジデントのためのやさしイイ胸部画像教室<第2版>
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「ベストティーチャー賞」受賞の著者が、
胸部X線とCTの読み方を「わかりやすさ最優先」で伝授。
ステップ・バイ・ステップの構成で、画像診断の基礎から無理なくマスターできます。
「なんでこう見えるか」陰影の成り立ちをしっかり解説。
ここが理解できると、患者さんに何が起こっているかがわかり、画像診断がどんどん面白くなります。
■国家試験後の臨床〈レジデントが学ぶべき100のこと〉
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「本書には私の研修医時代の苦悩が詰まっています」(序文より)
研修医時代の筆者が勉強した内容を記したブログをもとに再構築。
医学部では学べない、「国家試験に出ないけど臨床に必要なこと」をあらゆる領域に渡って横断的にまとめました。
初めての臨床に臨む前に、読んでおきたい一冊です。
自分で言うのもためらわれますが、私は非常に出来の悪い研修医でした。国家試験に向けて学んだ知識と実際の臨床のギャップに戸惑い、うまく対応することができなかったのです。医師になると、学生時代に聞いたこともないような知識が山のように降ってきます。当時の私は、何から勉強していいのかすら分かりませんでした。そこで私は、勉強したことを自分で理解できるようにまとめて、ブログで発信することを始めました。それによって少しずつ医学を学び、仕事に適応することができたのです。
それからずいぶん長い時間が経ち専門医にもなった頃、ブログを読み返してみると、曖昧な部分も多く、あまり必要でないことを一生懸命勉強していたりと、とても公開しておくに足るものではありませんでした。そこで、それらをまとめ直し、同じような苦悩を抱える医療者の役に立ててもらうことを思い立ちました。結局、元記事の99%以上を書き直すことになりましたが、本書には私の研修医時代の苦悩が詰まっています。(前書きより)
■レジデントのための 内科診断の道標
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エビデンスに基づく診断のアプローチ
内科の初診で多く遭遇する症状を全13章に分けて取り上げ、診断の過程で想起される疾患とその特徴、検査の選択と解釈などについて、エビデンスを示しつつ解説しました。
スキルアップを目指すレジデントにとって診断の道標(みちしるべ)となる一冊です。
日本医事新報社のホームページでは、本記事で紹介したおすすめ書籍のほかにも、研修医のマナー・身に付けたい基本手技についてコンパクトにまとめたWebコンテンツなどを紹介しています。
下記バナーよりぜひご覧ください!
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