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年末年始のモヤモヤ
明けましておめでとうございます。
暇真(いとま)です。新年早々すみません、今日は帰省中のモヤモヤについて書きます!
年末年始は毎年、実家に帰省している。
今年は12月29日〜1月3日までの約6日間を家族と過ごす事になった。私はシンプルに「長いな」と感じた。家族の事は好きだけど、あまり近づきすぎるとストレスに感じてしまうのだ。
私はINFPだし、世の中いろんな価値観があって良いと思ってるタイプだ。例えそれが自分の意見と違うものだったとしても「そういう考え方もあるよね」って思えるところが、自分の美点だと自負している。でも、ときどき家族にはその寛容さが適用されない場合があって疲れてしまう。この年末年始は「その言い方ってどうなのよ」「なんでそれ口に出すの」と家族につっかかりたくなるシチュエーションが何度かあった。
例えば、テレビを観ている時。
長年活躍している女優に「歳取ったなぁ」と言ったり、かつてのヒット曲を歌う歌手に「下手になったなぁ」と言ったり、二世タレントに「親の七光じゃん」と毒づいたりする様子を見ると、ゲンナリしてしまう。たぶん家族は悪口のニュアンスじゃなく、単なる会話の糸口くらいにしか思ってないのだろうけど。ソレ、別に言わなくて良いじゃん…誰も良い気持ちしないよ…って思ってしまう。
家族には「できるだけ良い人であって欲しい」と理想を抱いてしまうからかもしれない。つい「ソレやめてよ」と言いたくなってしまうんだよな。でも、自分が正しい(と思っている)事の押し付けほどウザイものも無いだろうし、あと数日我慢すれば解放されると思うと、わざわざ指摘するほどの事でもない。
一つ一つは小さなモヤモヤなのだけど、積み重なると爆発してしまうという事を経験上知っているから、今回は1日に1-2時間くらい一人で外出する時間を儲けてみた。コメダ珈琲で読書したり、駐車場で電話したり、当てもなくドライブしてみたり。たった少しの時間でも、一人になるととっても落ち着く事がわかった。
また、一人で出かける時間が確保できない場合は
「編み物」も効果的だった。家族との空気を共有しつつ、自分の世界を確保するためのツールとして、編み物は超優秀だ。毛糸玉に集中する事で観たくないテレビは視界に映さなくて済むし、読書よりは周囲の音にイライラせずに済む。簡易的な一人空間をつくり出すのにピッタリだった。
18歳で高校を卒業してから私はずっと一人暮らしなので、家を出て約10年になる。そりゃ、家族と価値観がズレるのも仕方ないよな。家族と険悪な雰囲気にならず、明るい気持ちのままアパートに戻れるように、あと2日がんばろうと思う。
2025/01/02_無職日誌(101日目)
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